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広大で美しいオープンワールドを自由に駆け巡り、爽快なアクションを繰り広げる最新話題作『鳴潮』。
その魅力を最大限に味わうなら、スマートフォンよりもPCでのプレイが断然おすすめです。
しかし、「PCで遊ぶには、どのくらいの性能が必要なの?」「自分のPCで快適に動くか不安…」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんなあなたの疑問を解決します。公式から発表されているスペックの解説はもちろん、
フルHDや4Kといった解像度ごと、そして60fpsや120fpsといったフレームレートごとに、どのくらいの性能のPCが必要なのかを徹底的に解説します。
筆者が実際にプレイしているPCのスペックや使用感も交えながら、あなたのPC選びを全力でサポートしますので、ぜひ最後までご覧ください。
まずは公式発表のスペックを確認しよう
ゲームを開発したKURO GAMESは、『鳴潮』をPCでプレイするための「最低スペック」と「推奨スペック」を公開しています。まずは、この公式情報を見ていきましょう。
最低スペック | 推奨スペック | |
OS | Windows 10 64bit | Windows 10 64bit |
CPU | Intel Core i5-9400 AMD Ryzen 7 2700 | Intel Core i7-9700 AMD Ryzen 7 3700X |
メモリ | 16GB | 16GB以上 |
グラボ | NVIDIA GeForce GTX 1060 AMD Radeon RX 570 | NVIDIA GeForce RTX 2060 AMD Radeon RX 5700 XT |
ストレージ | 30GB以上の空き容量 | 30GB以上の空き容量 |
この表を見て、「最低スペックならクリアしているから大丈夫かな?」と思うかもしれません。
しかし、注意が必要です。「最低スペック」は、あくまで「ゲームを起動して、画質などを最低設定にすればなんとか遊べる」というラインになります。美しいグラフィックが魅力の『鳴潮』の世界を存分に楽しむには、カクつきなどを気にせずスムーズにプレイできる「推奨スペック」以上を目指すのが基本です。
これから『鳴潮』のためにゲーミングPCの購入を考えているなら、最低でもこの推奨スペックを満たし、予算が許す限り高性能なパーツ、特に映像美を左右する「グラボ」にこだわったモデルを選ぶことを強くおすすめします。
PCの専門用語がわからない?
ここで解決!
スペック表を見ても、CPUやグラボといった言葉が何を指しているのか、よく分からないという方もいるでしょう。ここでは、PCの主要なパーツの役割を、誰にでも分かるように簡単に解説します。
- CPU
PC全体の「頭脳」や「司令塔」にあたる非常に重要なパーツです。性能が高いCPUほど、キャラクターの動き、敵のAI、物理演算といったゲーム内の複雑な計算を素早く処理してくれます。ゲームのスムーズさ全体に関わってきます。 - メモリ
よく「作業机の広さ」に例えられます。容量が大きいほど、一度にたくさんの情報を置いておくことができます。例えば、『鳴潮』をプレイしながら、攻略サイトをブラウザで開いたり、友達と通話アプリを使ったりしても、PCの動作が重くなりにくくなります。 - グラボ (グラフィックボード)
映像を美しく、そして滑らかに表示するための「映像専門」のパーツです。『鳴潮』の美しい景色やキャラクター、派手なエフェクトを描き出す役割を担っており、このパーツの性能がゲーム体験の質を最も大きく左右します。高画質・高フレームレート(映像の滑らかさ)で遊びたいなら、最もこだわるべきパーツといえるでしょう。 - ストレージ
ゲームのデータなどを保存しておく「倉庫」の役割を果たします。近年主流の「SSD」という種類は、従来の「HDD」に比べてデータの読み書きが圧倒的に速いのが特徴です。SSDを搭載したPCなら、ゲームの起動やマップ移動時のロード時間が劇的に短縮され、ストレスなくプレイに集中できます。
必要な容量は30GBで本当に足りる?
公式サイトでは、必要なストレージ容量は「30GB以上」と案内されています。しかし、これはリリース当初のデータ容量であり、この数字を鵜呑みにするのは少し危険かもしれません。
『鳴潮』のようなオンラインで運営されていくゲームは、定期的なアップデートで新しいストーリー、マップ、キャラクター、イベントなどが追加されていきます。そのたびに、ゲームのデータ量は少しずつ、しかし確実に増え続けていくのです。
最初は30GBでも、数ヶ月後、一年後には50GB、60GBと膨れ上がっていく可能性が十分に考えられます。もしストレージ容量がギリギリのPCを選んでしまうと、「アップデートのために他のゲームやデータを消さなければならない…」といった事態に陥りかねません。
そうした将来の心配をなくすためにも、ストレージは最低でも500GB、予算に余裕があれば1TBのSSDを搭載したゲーミングPCを選ぶことを強く推奨します。これだけの容量があれば、『鳴潮』のアップデートはもちろん、他の気になるゲームをいくつかインストールしても安心です。
ノートパソコンでも『鳴潮』は遊べるの?
「デスクトップPCを置く場所がない」「色々な場所で遊びたい」という理由から、ノートパソコンでのプレイを検討している方もいるでしょう。
結論から言うと、「ゲーミングノートPC」と呼ばれる、高性能なグラボを搭載したモデルであれば、『鳴潮』を快適にプレイすることは可能です。
ただし、いくつかの注意点があります。一般的に、ゲーミングノートPCは同じ性能を持つデスクトップPCと比較して、価格が割高になる傾向にあります。また、コンパクトな筐体に高性能なパーツを詰め込んでいるため、冷却性能が課題となりがちです。長時間プレイしていると本体が熱くなり、ファンの音が大きくなることも少なくありません。熱によって性能が一時的に低下してしまう可能性もあります。
場所を選ばない手軽さは大きな魅力ですが、自宅でじっくりと腰を据えて最高のパフォーマンスでプレイしたいのであれば、コストパフォーマンスと性能、拡張性の面で優れているデスクトップ型のゲーミングPCが最もおすすめの選択肢です。
【体験談】
筆者のPCスペックとプレイ感を紹介
ここで、実際に私が『鳴潮』をプレイしているPCのスペックと、その使用感をお伝えします。PC選びの具体的なイメージを掴む参考にしてみてください。
私のPCは、BTO(受注生産)ショップで購入したもので、価格は223,700円でした。主なスペックは以下の通りです。
- CPU: AMD Ryzen 7 7700
- グラボ: NVIDIA GeForce RTX 4070
- メモリ: 16GB
- モニターの解像度: WQHD (2560×1440)
このPCで、『鳴潮』を以下の設定でプレイしています。
- 解像度: WQHD (2560×1440)
- 最大フレームレート: 120fps
- Nvidia DLSS: オン (クオリティ設定)
上記画像の通り、この設定でゲーム内の負荷表示を確認すると、「適切」となり、非常に快適にプレイできています。戦闘中や街中など、キャラクターが多く表示される場面でもフレームレートが落ち込むことはほとんどなく、常に滑らかな映像で楽しめています。
映像美を追求する「レイトレーシング」機能についても試してみました。この機能を「中」設定にしても負荷は「適切」のままで、120fpsを維持できています。しかし、設定を「大」にすると、さすがに負荷が「重い」表示になり、フレームレートが不安定になりました。ただ、フレームレートの上限を60fpsに設定すれば、レイトレーシング「大」でも負荷は「適切」に戻り、安定してプレイできました。
4K解像度ではプレイしていませんが、この結果から推測すると、私のPC(RTX 4070)であれば、4K解像度でも設定を調整すれば60fpsでのプレイは問題なく可能だと予想しています。一方で、4K解像度で120fpsを安定して出すには、スペック不足になるだろうという印象です。
フルHD環境ならどのくらいのPCが必要?
ここからは、多くの人がターゲットにするであろう「フルHD (1920×1080)」解像度でプレイする場合に必要なスペックを、目標とするフレームレート(fps)別に見ていきましょう。
フルHD/60fpsを目指す場合
家庭用ゲーム機と同じくらいの滑らかさである60fpsは、快適なプレイの基準となる数値です。この環境を目指すのであれば、公式の推奨スペックである「GeForce RTX 2060」でも十分に達成可能です。
しかし、これからPCを新しく購入するなら、現在主流となっているグラボを選ぶのが賢明です。「GeForce RTX 3050」を搭載したモデルであれば、フルHD・60fpsで安定してプレイできるでしょう。さらにおすすめなのは、一つ上の「GeForce RTX 4060」です。これを選んでおけば、今後のゲームアップデートで要求スペックが上がっても対応できる安心感がありますし、他の最新ゲームも快適に遊べるようになります。予算が許すなら、RTX 4060搭載PCを検討するのがベストな選択です。
フルHD/120fpsを目指す場合
『鳴潮』の魅力であるスピーディーな戦闘を、より滑らかで美麗な映像で体験したいなら、120fpsを目指したいところです。映像が滑らかになることで、敵の攻撃モーションが見やすくなり、パリィやジャスト回避といったアクションも決めやすくなるメリットがあります。
このフルHD/120fpsという快適な環境を実現するための最適なグラボが、先ほども名前を挙げた「GeForce RTX 4060」です。このグラボがあれば、グラフィック設定を高くしても、フレームレートが120fpsにほぼ張り付いた状態でプレイすることが可能になります。エントリークラスからミドルクラスのゲーミングPCで最も人気の高いグラボであり、コストとパフォーマンスのバランスが非常に優れています。
迫力満点の4K!
高画質で遊ぶためのスペックは?
フルHDの4倍の画素数を誇る「4K (3840×2160)」解像度は、まるでゲームの世界に入り込んだかのような、圧倒的な没入感を味わうことができます。キャラクターの衣装の質感や、フィールドの細部までくっきりと表示され、その映像美は圧巻です。
4K/60fpsを目指す場合
4K解像度でゲームを動かすには、フルHDとは比較にならないほど高いPCスペックが要求されます。快適な基準である60fpsを4Kで実現するには、ミドルハイクラス以上のゲーミングPCが必要になります。
グラボの性能を飛躍的に向上させる「DLSS」という機能の利用が前提となりますが、「GeForce RTX 4060」でも設定次第では60fpsを狙えます。しかし、安定性を考えると、私のPCにも搭載されている「GeForce RTX 4070」や、それに近い性能を持つ「GeForce RTX 5060 Ti」クラスが欲しいところです。このクラスのグラボがあれば、DLSSを活用しつつ、高画質設定で安定した60fpsプレイが視野に入ってきます。
4K/120fpsを目指す場合
4Kの高精細な映像を、120fpsという究極の滑らかさで体験する。これは、現行のPCゲーム環境における一つの到達点と言えるでしょう。この最高のゲーム体験を実現するためには、当然ながらトップクラスの性能を持つハイエンドなゲーミングPCが必須となります。
具体的には、「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」や、さらにその上の「GeForce RTX 4080 SUPER」、そして今後登場するであろう次世代の「GeForce RTX 5070 Ti」といった、非常に高性能なグラボが必要不可欠です。もちろん、PC全体の価格も30万円、40万円以上と高額になります。誰もが目指せる環境ではありませんが、予算に一切の妥協をしたくない、最高の環境で『鳴潮』の世界に没入したいという方にとっては、挑戦する価値のある目標です。
【まとめ】解像度
/フレームレート別推奨グラボ
グラボだけじゃない!
CPUやメモリも重要?
ここまでグラボを中心に解説してきましたが、PCは様々なパーツが連携して動いています。高性能なグラボの能力を最大限に引き出すためには、他のパーツとのバランスも大切です。
CPUの選び方
CPUは、高いフレームレートを安定して維持するために重要な役割を担います。特に120fpsのような高い数値を目指す場合、CPUの処理能力がフレームレートの上限を決める「ボトルネック」になることがあります。
「Intel Core i5」や「AMD Ryzen 5」といったミドルクラスのCPUでも『鳴潮』をプレイするのに十分な性能を持っています。しかし、RTX 4070以上の高性能なグラボと組み合わせる場合は、「Intel Core i7」や「AMD Ryzen 7」を選ぶと、より安定したパフォーマンスを発揮できます。特に、ゲーム性能に特化したAMDの「X3D」シリーズ(Ryzen 7 7800X3Dなど)は、ゲーマーから非常に高い評価を得ています。
メモリ容量はどれくらい必要?
メモリは公式の推奨スペックで16GBとされています。実際にゲームをプレイするだけなら、16GBあれば十分です。
しかし、もしあなたがゲームをしながら攻略サイトをブラウザでたくさん開いたり、動画配信をしたり、ボイスチャットアプリを使ったりするプレイスタイルなら、32GBのメモリを搭載しておくと、より快適で安心感が増します。複数の作業を同時に行っても、ゲームの動作がカクつくといった心配がなくなります。
まとめ
長くなりましたが、この記事の重要なポイントを最後にまとめます。
- 公式スペックはあくまで目安公式から最低・推奨スペックが発表されていますが、快適にプレイするなら推奨スペック以上のPCを選ぶのが基本です。
- フルHD環境の推奨スペック
- 60fpsで安定して遊びたいなら「GeForce RTX 3050」以上が目安です。
- 120fpsの滑らかな映像で楽しみたいなら「GeForce RTX 4060」が最適解となります。
- 4K環境の推奨スペック
- 60fpsの美麗な映像を目指すなら「GeForce RTX 4070」クラスのグラボが必要です。
- 120fpsという最高の体験を求めるなら「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」以上のハイエンドPCが必須になります。
- 筆者のPC
約22万円、RTX 4070搭載の使用感- WQHD解像度であれば、120fpsで非常に快適にプレイできています。4K/60fpsも十分に可能と予想されます。
- ストレージや周辺パーツも大切
- ゲームのアップデートを見越して、ストレージは1TBのSSDを選ぶと将来的に安心です。
- 高性能なグラボの能力を引き出すため、CPUやメモリもバランスの取れた選択が重要になります。
ゲーミングPC選びは、自分の予算と「どのくらいの画質で、どのくらい滑らかに遊びたいか」という希望を天秤にかける作業です。この記事で紹介したスペックを参考に、あなたにとって最適な一台を見つけて、『鳴潮』の広大な世界への冒険に旅立ってください。この記事が、その一助となれば幸いです。