エンドフィールドのコントローラーは最適化不足?スマホ版のパッドは使えるor使えない?

待望の瞬間がついに訪れました。2025年1月22日、世界中のドクターたちが首を長くして待っていた

『アークナイツ:エンドフィールド』が正式リリースを迎えました。

惑星タロIIを舞台にしたこの正統派3Dリアルタイム戦略RPGは、その重厚な世界観と美しいグラフィックで、早くも多くのゲーマーを虜にしています。

しかし、リリース直後の興奮の中で、ある一つの「操作性」に関する話題がSNSや攻略コミュニティで大きな議論を呼んでいるのをご存知でしょうか。それは、ゲームパッドおよびコントローラーの最適化問題です。「スマホ版でコントローラーは使えるの?」「PC版のパッド操作が快適じゃないって本当?」といった疑問や不安の声が、数多く上がっているのです。

今回は、リリース初日のプレイヤーたちの生の声を徹底的に分析し、スマホ、PC、PS5におけるコントローラーの使用感や、現時点で判明している不具合、そして快適に遊ぶための対策について、どこよりも詳しく解説していきます。これからタロIIに降り立つ方も、すでに操作に苦戦している方も、ぜひこのレポートを参考に、最適なプレイ環境を整えてください。

エンドフィールドは
コントローラーに対応してる?

結論から申し上げますと、アークナイツ:エンドフィールドは、PC版、PS5版はもちろんのこと、スマートフォン(iOS/Android)版においてもコントローラー操作に対応しています。

リリース直前の1月16日に配信された公式番組でも予告されていた通り、スマホ版の設定画面には明確に「コントローラー」の項目が用意されています。

これにより、これまでタッチ操作の難点であった「指で画面が隠れる」「手汗で操作が滑る」といった問題から解放されるはずでした。理論上は、探索モードでの移動、戦闘時のスキル発動、そして工業ラインの精密な建築まで、すべて物理ボタンで快適に行える仕様となっています。

しかし、実際に蓋を開けてみると、プレイヤーからは「快適」という言葉だけでは片付けられない、様々な「戸惑い」や「不満」の声が噴出しているのが現状です。一体何が起きているのでしょうか。

初日パッドプレイヤーが
直面した「3つの大きな壁」

SNSやコミュニティに投稿された画像を分析すると、多くのパッド勢が共通して指摘する3つの問題点が浮き彫りになりました。これらはプラットフォームを問わず発生している事象もあれば、特定の環境下で顕著なものもあります。

1. 尋常ではない「振動」の強さ

まず、多くのプレイヤーが驚き、そして戸惑ったのがコントローラーのハプティックフィードバック(振動)の強さです。

「振動が強すぎる」「机に置いているだけでガタガタと音が鳴るほどすごい」といった報告が相次いでいます。中には「手が痺れるレベル」「うるさすぎて集中できない」という切実な意見もあり、没入感を高めるはずの振動機能が、逆にプレイの妨げになっているケースが見受けられます。

現時点では、オフにすることで対策しているプレイヤーが多いようです。アクションの迫力を体感したいところですが、あまりに振動が激しい場合は、手首への負担を考慮して設定を見直すことを強くおすすめします。

2. キーコンフィグの自由度が極めて低い

アクションRPGにおいて、ボタン配置(キーコンフィグ)の自由度は、快適さを左右する最も重要な要素の一つです。しかし、エンドフィールドの初期バージョンにおけるキーコンフィグ機能は、非常に限定的であると言わざるを得ません。

プレイヤーからの報告によると、変更できる設定は実質的に「(ダッシュ/ジャンプ)の入れ替え」「(スキル発動/連携技)の入れ替え」程度にとどまっており、攻撃ボタンやスキル発動、メニュー開閉などの主要なボタン配置を自由に変更することができません。

これは、他のアクションゲームの操作感に慣れ親しんでいるゲーマーにとっては致命的です。「いつもの配置で遊べないからストレスが溜まる」「キーコンフィグが不十分で、操作に慣れるまで時間がかかる」といった辛辣な意見も散見されます。現状では、プレイヤー側がゲームの固定配置に指を慣らすしかありません。

3. チュートリアルの「名前入力」トラップ

これからゲームを始める方に絶対に知っておいていただきたいのが、チュートリアル中に発生する「名前入力バグ」です。

序盤のチュートリアル途中のプレイヤー名を決定する画面において、コントローラー操作だとなぜか入力フォームが反応せず、名前が打ち込めないという不具合が多発しています。ここで進行不能になったと思い、ゲームを再起動するユーザーも少なくありません。

PC版でプレイしている場合、一回ゲームをおとして、この場面だけは一時的にマウスとキーボード操作に切り替えることで、問題なく入力を完了できますした。PS5版の場合は、センターパッド(タッチパッド部分)を押し込むことで入力が可能になるという報告もありますので、焦らずに対応してください。

各プラットフォーム別の操作感と評価

ここからは、プラットフォームごとの具体的な使用感と、プレイヤーの反応を深掘りしていきます。

PC版ユーザーの反応:キーマウへの回帰

PC版ユーザーの間では、「パッド操作は諦めてキーボード&マウス(キーマウ)に移行した」という声が目立ちます。

理由としては、前述したキーコンフィグの不自由さに加え、UI(ユーザーインターフェース)の操作性が挙げられます。エンドフィールドはメニュー画面やインベントリ管理など、カーソルを動かす場面が多々ありますが、これらの操作がパッドのスティック操作では直感的ではなく、まどろっこしいと感じるプレイヤーが多いようです。

また、カメラ操作(視点移動)についても「感度調整が難しい」「酔いやすい」といった意見があり、精密なエイムや素早い視点移動が求められる場面では、マウス操作に軍配が上がります。結果として、多くのPCゲーマーが「戦闘は楽しいが、UI操作はマウスの方が圧倒的に楽」という結論に至っています。

スマホ版ユーザーの反応:
画面が見やすいメリットは健在

一方、スマホ版ユーザーにとって、コントローラー対応は依然として大きなメリットです。

最大の利点は、やはり「視認性の確保」です。指で画面を隠すことなく、タロIIの美しい風景やキャラクターのモーションを隅々まで堪能できるのは、コントローラーならではの特権です。また、工業モードでの建築において、タッチ操作では難しい「1マスの微調整」が、スティックや十字キーを使うことで格段にやりやすくなる点は高く評価されています。

ただし、スマホ版であっても「振動の強さ」や「キー配置の固定」という問題は共通しています。外出先でプレイする場合、コントローラーの激しい振動音が周囲の迷惑にならないよう注意が必要です。また、スマホを固定するためのマウントホルダーやスタンドを用意することで、より家庭用ゲーム機に近い感覚でプレイできるでしょう。

PS5版ユーザーの反応:最適化待ちの姿勢

PS5版ユーザーからは、コントローラーで遊ぶことが前提であるため、キーコンフィグの改善を望む声が最も切実に上がっています。

特に混乱を招いているのが、ボタン表記の問題です。一部のコントローラーを使用した場合、画面上のガイド表示がXbox準拠(A決定/Bキャンセルなど)になっていることがあり、手元のPlayStationコントローラーの表記(◯✕△▢)と一致せず、とっさの判断が遅れるという報告があります。これは今後のアップデートでの修正が待たれる部分です。

>>【やると後悔】エンドフィールド序盤のNG行為は?効率的な進め方は?

快適にプレイするための推奨設定と対策

現状の仕様を踏まえた上で、少しでも快適にコントローラーで遊ぶための対策をまとめました。

振動設定を見直す

まず最初に設定画面を開き、振動(ハプティック)の強さを確認しましょう。デフォルトでは最強になっている可能性があるため、「弱」または「オフ」に設定することで、手への負担や騒音問題を解消できます。特に長時間プレイする予定の方は、オフにすることをおすすめします。

「慣れ」を受け入れるか、
外部ツールを検討する

ゲーム内のキーコンフィグが充実するまでは、今の操作方法に慣れるのが最も近道です。しかし、PC版ユーザーでどうしても我慢できない場合は、コントローラーメーカーが提供している外部ソフト(reWASDなど)を使用して、強制的にボタン割り当てを変更するという「力技」も存在します。ただし、これはゲーム公式のサポート外となるため、導入は自己責任で行ってください。

PC版なら「ハイブリッド操作」も視野に

PC版の強みは、パッドとキーボードを併用できることです。戦闘や移動などのアクションパートはコントローラーで行い、メニュー操作や建築、名前入力などの細かい作業はマウスで行うという「いいとこ取り」のスタイルも有効です。ただ、切替時に毎回ポップアップが表示されるため、面倒に感じるかもしれません。

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まとめ

『アークナイツ:エンドフィールド』のコントローラー対応状況は、リリース初日の現時点では「対応はしているが、最適化不足は否めない」というのが正直な評価です。

  • 振動機能:
    非常に強力で、環境によっては不快に感じるレベル。設定での調整が必須。

  • キーコンフィグ:
    ほぼ変更不可。ダッシュとジャンプの入れ替え程度で、こだわりのあるゲーマーには辛い仕様。

  • チュートリアルバグ:
    名前入力画面でパッドが反応しない場合がある。キーボード操作への切り替えや、センターパッドの押し込みで解決可能。

  • 全体的な操作感:
    戦闘は楽しめるが、メニュー画面やUI操作はマウスやタッチ操作の方が快適な場面が多い。

とはいえ、これはまだリリース直後のバージョン1.0の話です。開発チームはユーザーからのフィードバックを積極的に取り入れている実績がありますので、今後のアップデートでキーコンフィグの自由化や、UI操作の改善が行われる可能性は十分にあります。

今は多少の不便さはあるものの、広大なフィールドをコントローラーで駆け回る没入感は、何物にも代えがたい魅力です。まずは設定を自分好みに調整し、来るべき「神アップデート」を待ちながら、惑星タロIIの開拓を楽しんでいきましょう。