スマホ版エンドフィールドはコントローラー&パッドは使えるor使えない?

世界中のドクターたちが待ち望んだ瞬間がついに訪れました。

アークナイツの世界観を受け継ぐ正統派3Dリアルタイム戦略RPG、『アークナイツ:エンドフィールド』の正式リリース日が2026年1月22日に決定したのです。

App Storeの予約注文ページに刻まれたこの日付は、長きにわたる開発期間の終わりと、惑星タロIIでの新たな冒険の始まりを意味しています。

しかし、この歓喜の裏で、スマホゲーマーたちの間には「ある深刻な懸念」が広がっているのをご存知でしょうか。それは「スマホ版はコントローラーに対応していないのではないか?」という不安です。

ベータテスト2では、多くのプレイヤーが直面している「ゲームパッドが反応しない」ということでした。果たして、本リリース時にはスマホでもコントローラーが使えるのでしょうか。

エンドフィールド
「2026年1月22日」リリース決定!

まずは、公式情報として確定した喜ばしいニュースと、そこから読み取れる現状の仕様について整理しておきましょう。これが全ての議論の出発点となります。

iOS版のストア表記が示す確実な未来

App Storeのページ更新により、リリース予定日が「2026年1月22日」と明記されました。これまでIOS版は「2026年1月31日リリース予定」という表記でしたが、予定より早まる形となりました。

通常、スマートフォン向けゲームにおいてiOSとAndroidのリリース日をずらすことは、サーバー運営やイベントスケジュールの観点から大きなデメリットとなります。そのため、Android版についても同日、つまり1月22日にサービスが開始されると考えて間違いないでしょう。

祝祭の裏で囁かれる「操作性」への不安

リリース日の決定は本来手放しで喜ぶべきことですが、SNSやコミュニティでは同時に不安の声も上がっています。その中心にあるのが

「操作デバイス」の問題です。

近年のハイクオリティな3DアクションRPG、例えば『原神』や『鳴潮』、『ゼンレスゾーンゼロ』などは、スマートフォン版でもコントローラー(ゲームパッド)に対応していることが「当たり前」になりつつあります。

しかし、『アークナイツ:エンドフィールド』に関しては、公式から明確な「スマホ版のコントローラー対応」のアナウンスがまだ出ていません。これが、高度な操作を求めるゲーマーたちをやきもきさせているのです。

ベータテスト2で見えてきた
「コントローラー非対応」の現実

現在、12月29日までの期間で行われている「ベータテスト2」。ここは本来、本番環境に近い仕様を確認できる場ですが、参加者からの報告は厳しいものとなっています。

接続しても反応しない?
テスターからの悲痛な報告

iOS版、およびAndroid版のベータテストに参加しているユーザーからは、以下のような報告が相次いでいます。

これは単なるバグというよりは、現段階のビルドにおいて「そもそもスマホ版にはコントローラー入力のプログラムが実装されていない」可能性が高い挙動です。

なぜ「ベータテスト」で
実装されていないことが問題なのか

「まだベータテストだから、本番では対応するでしょ?」と楽観視する意見もあります。確かにその可能性は残されていますが、開発視点で見ると状況はそれほど単純ではありません。

コントローラー対応は、単にボタンを割り当てれば終わりというものではないからです。

  • メニュー画面のカーソル操作(UIナビゲーション)の設計
  • スティックのデッドゾーン(遊び)の調整
  • 各種コントローラー(DualSense, Xbox, Backbone One, Razer Kishiなど)ごとの動作検証
  • 振動機能(ハプティックフィードバック)の調整

これらを実装し、バグがないか確認するには相応の時間が必要です。リリースまで残り1ヶ月強というこの時期のテストで機能が影も形もないということは、開発チームの中で「スマホ版のコントローラー対応は優先度が低い」あるいは「リリース後のアップデートで対応予定」と判断されている恐れがあるのです。

エンドフィールドのゲーム性が
抱える「タッチ操作」の限界

なぜ、これほどまでにユーザーはコントローラー対応にこだわるのでしょうか。それは、『アークナイツ:エンドフィールド』というゲームが持つ特殊なゲームシステムに理由があります。

アクションとRTSが融合した複雑な操作体系

本作は、一般的なアクションRPGとは一線を画すシステムを採用しています。

4人のキャラクターをリアルタイムで切り替えながら戦うアクション要素に加え、戦況を見極めてスキルを発動する戦略性、さらには敵の攻撃範囲(予兆)を見て回避行動をとる必要があります。

画面上のバーチャルパッドでこれを行う場合、以下のような問題が発生しやすくなるでしょう。

  • 指で画面が隠れてしまい、敵の予備動作や足元のトラップが見えない
  • キャラクター切り替えボタンとスキルボタンが密集しており、押し間違いが起きる
  • 視点移動(カメラ操作)と攻撃操作を同時に行う際、指が攣りそうになる

特に高難易度コンテンツにおいては、一瞬の操作ミスが全滅に繋がるため、物理ボタンによる確実な入力が求められるのです。

「工業ライン構築」という精密作業の壁

エンドフィールドの最大の特徴である「AIC(自動化統合工業システム)」による基地建設。ここでは、ベルトコンベアを敷いたり、施設を適切な向きで設置したりといった、非常に細かい操作が要求されます。

この「設置モード」において、タッチ操作は鬼門です。

「あともう1マス右に置きたいのに、指で微調整しようとすると行き過ぎてしまう」

「設置決定ボタンを押そうとしたら、指がズレてキャンセルしてしまった」

こうしたストレスは、長時間プレイのモチベーションを大きく削ぐ要因になりかねません。マウス&キーボード、あるいはスティックによる精密操作が可能なコントローラーがあれば、この建築パートの快適さは劇的に向上します。

残された時間と開発
スケジュールの現実的な予測

リリース日の2026年1月22日に向けて、残された時間はあとわずかです。ここから逆算して、コントローラー対応が間に合うのかを冷静に予測してみましょう。

12月29日のテスト終了から
リリースまでの「魔の3週間」

ベータテスト2は12月29日に終了します。そこから正式リリースまでは約3週間しかありません。

ゲーム開発において、リリース直前の数週間は「マスターアップ」と呼ばれる最終段階であり、新たな機能を追加することは基本的に行いません。この時期に行うのは、致命的なバグの修正やサーバーの負荷対策など、安定稼働のための調整のみです。

もし、ベータテスト期間中にコントローラー機能のテストが行われないのであれば、ぶっつけ本番でリリース時に機能を実装するのはあまりにもリスクが高すぎます。万が一、コントローラーを繋ぐとアプリが落ちるようなバグがあれば、リリース直後の評価は大惨事になるからです。

運営が下すであろう決断のシナリオ

現状の状況から推測できるシナリオは以下の2つです。

  • シナリオA:リリース時は「非対応」
    最も可能性が高いパターンです。まずは安定性を最優先し、スマホ版はタッチ操作のみでリリース。その後、ユーザーからの要望(フィードバック)を受けて、数ヶ月後の大型アップデート(Ver1.1や1.2など)で正式対応する形です。
  • シナリオB:
    テストなしでの「サプライズ実装」

    内部的にはすでに開発済みだが、今回のベータテストにはあえて入れなかった、というパターン。しかし、多種多様なスマホ端末とコントローラーの相性問題をテストせずに世に出すことは、開発会社としての信頼に関わるため、可能性としては低めです。

【追記】1月16日予告番組にて
「モバイル端末の
コントローラーモード」実装確定!

 リリース直前の1月16日に配信された「リリース直前予告特別番組」において、開発チームから「モバイル端末のコントローラーモード」の追加が正式に発表されました。

公開された設定画面が示す「本気度」

番組内で公開された開発中の画面(添付資料参照)では、スマホ版(MOBILE VIEW)の設定画面にはっきりと「コントローラー」の項目が存在し、Xboxコントローラーを使用したキーマッピングが表示されています。

  • 探索モードと工業モードの切り替え
  • オペレーターの切り替え(LB+ボタン)
  • スキルの発動
  • メニュー画面の操作

これらがすべて物理コントローラーで操作可能であることが確定しました。 ベータテスト2の時点では実装が見送られていた機能ですが、ユーザーからの熱いフィードバック、あるいは開発チームの最後の追い込みにより、リリース版(Ver1.0)での実装が間に合った形となります。

これで「指操作」の呪縛から解放される

この発表が持つ意味は計り知れません。 これまでは「指で画面が隠れて敵が見えない」「手汗で誤操作する」「工業ラインの設置がズレる」といったタッチ操作特有のストレスを覚悟する必要がありましたが、これらがすべて解消されることになります。 リリース初日から、スマホユーザーもPCユーザーと変わらない快適な操作環境で惑星タロIIを冒険できるのです。

パッド対応で激変するゲーム体験

コントローラーが使えるようになったことで、『アークナイツ:エンドフィールド』のゲーム体験はどう変わるのでしょうか。

1. アクションバトルの難易度が下がる

本作は4人のキャラをリアルタイムで切り替えながら戦うため、ボタン操作が非常に忙しいゲームです。 タッチパネルでは「視点移動」と「スキル発動」を同時に行うのが困難(指が足りない)でしたが、コントローラーなら「スティックで回避・視点移動」しながら「ボタンで攻撃」というマルチタスクが容易になります。特に高難易度ボス戦での生存率が劇的に上がることでしょう。

2. 工業ライン構築が「精密作業」に

ベータテストで多くのプレイヤーを悩ませたのが、建築パートでの「1マスのズレ」です。 指でのタップ操作では微調整が難しかったベルトコンベアの設置も、コントローラーのスティック操作や十字キー操作であれば、狙った場所にピタッと配置できるようになります。自分だけの巨大工場を作り上げる没入感が、スマホでも損なわれることはありません。

3. 画面全体でグラフィックを堪能できる

UI(ボタン表示)で画面が埋め尽くされることなく、また自分の指でキャラクターや絶景を隠すこともなくなります。 ハイエンドスマホの性能をフルに活かした美しいグラフィックを、隅々まで楽しみながらプレイできるのは大きなメリットです。

リリース日までに準備すべきものは?

前回の記事では「指サック」を推奨していましたが、状況は一変しました。今、私たちが準備すべきは**「自分に合ったコントローラー」**です。

推奨されるコントローラー

公式画像ではXboxコントローラーのレイアウトが表示されていましたが、一般的には以下のデバイスが使用可能と考えられます。

  • Xbox ワイヤレス コントローラー
    Windows/PCとの親和性が高く、今回の公式画像でもベースになっていたため、最も安定した動作が期待できます。

  • DualSense (PS5コントローラー)
    多くのスマホゲームで標準サポートされており、持っているユーザーも多いはずです。

  • スマホ一体型コントローラー
    (Backbone One / Razer Kishi等)

    スマホを挟み込んで携帯ゲーム機のように遊べるデバイス。外出先やベッドで寝転がって遊びたい場合に最適です。

「スマホスタンド」も忘れずに

コントローラーを持つということは、スマホ本体を持つ手がなくなるということです。 机に置いて遊ぶための「スマホスタンド」や、コントローラーにスマホを固定する「マウントホルダー」を用意しておくと、プレイ環境がより快適になります。

まとめ

ついに判明したスマホ版のコントローラー対応。これにより、プラットフォームによる操作格差はほぼなくなったと言って良いでしょう。 最新情報を整理します。

  • リリース日は変わらず2026年1月22日

  • スマホ版のコントローラー対応が正式発表(1/16特番)

  • 「探索」「戦闘」「建築」すべてがパッドで操作可能

  • タッチ操作の懸念は解消、好きなスタイルで遊べる

「スマホだから操作が難しいかも」という迷いはもう不要です。 お気に入りのコントローラーを充電し、スマホのストレージを空けて、1月22日のサービス開始を待ちましょう。 惑星タロIIでの冒険は、指先ではなく、使い慣れたスティックとボタンで快適に幕を開けることになりそうです。