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2025年11月28日から待望の第2回ベータテストが開始され、翌年1月31日にはスマホ版の本リリースも予定されている『アークナイツ:エンドフィールド』
圧倒的な世界観とゲームプレイへの期待が高まる一方で、ゲーマーとしてどうしても気になってしまうのが「ガチャシステム」ではないでしょうか。「天井は低いのか?」「すり抜けはあるのか?」「無課金でも戦えるのか?」――これらの疑問は、ゲームを長く続ける上で避けては通れません。
特に本作のガチャ仕様は、既存の覇権タイトルである『原神』や『鳴潮』とは一味違う、独自の「確率変動システム」と「特殊な天井」を採用しています。これを知らずに漫然と10連ガチャを回していると、大事な資金や配布石を無駄にしてしまうかもしれません。
本記事では、第1回ベータテストの情報を基に、エンドフィールドのガチャの仕組みを徹底解剖します。確率が跳ね上がる「66連目の謎」から、最も賢い「単発・10連の使い分け」まで、リリース前に知っておくべき情報を網羅しました。
2025年11月28日から実施される第2回ベータテスト、および2026年1月31日の本リリース時には、ガチャの排出確率や天井の仕様が変更される可能性があります。最新情報は必ずゲーム内の提供割合画面をご確認ください。
エンドフィールドのガチャ確率は?
基本的な仕様を整理
まず最初に、このゲームのキャラガチャにおける基本ルールを押さえておきましょう。最高レアリティである星6キャラクターを狙う上で、数字の把握は必須です。
基本スペックは以下のようになっています。
- 通常時の星6排出率:0.8%
→80連で星6確定(鳴潮と同じ) - 星5排出率:8.0%
星4排出率:91.2%
0.8%という数字だけを見ると、最近のハイエンドRPGとしては標準的、あるいは少し厳しめに感じるかもしれません。しかし、エンドフィールドにはこの確率を補うための、非常にユニークかつ強力な「救済措置(天井システム)」が3段階で用意されています。
これらが複雑に絡み合っているため、一見すると分かりにくいのですが、噛み砕くと「プレイヤーが極端に不運に見舞われないような設計」になっていることがわかります。
66連目から確率が急上昇?
仮天井(80連)の仕組み
エンドフィールドのガチャで最も特徴的かつ重要なのが、この「確率変動システム」です。
通常、ガチャというのは天井に到達するまでずっと一定の確率(0.8%)であることが多いですが、本作では66連目から確率が劇的に変動します。これを理解しているかどうかが、石の節約に直結すると言っても過言ではありません。
具体的な星6排出率の上昇幅は以下の通りです。
- 1連目 ~ 65連目:0.8%(固定)
- 66連目:5.8%(ここから+5%ずつ上昇)
- 67連目:10.8%
- 68連目~74連目:15.8%~45.8%
- 75連目:50.8%(2回に1回の確率)
- 76連目:55.8%
- 77連目:60.8%
- 78連目:65.8%
- 79連目:70.8%
80連目:100%(確定排出)
このように、65回連続で星6が出なかった場合、66回目からは1回ガチャを引くたびに提供割合が5%ずつ加算されていきます。
これはどういうことかと言うと、理論上の仮天井は80連とされていますが、実際には70連台でほぼ確実に星6が排出されるということです。75連目には単発の排出率が50%(2回に1回の確率)を超えるため、そこからさらに外れ続けて80連まで到達するのは、逆に天文学的な不運さが必要になります。
すり抜け救済の120連天井とは?
次に、ピックアップ(PU)キャラクターを狙う際の「すり抜け」と「確定天井」について解説します。
80連以内(あるいは確率上昇ゾーン)で運良く星6キャラを引けたとしましょう。しかし、ここで手放しに喜べるわけではありません。ここには「50%の壁」が存在します。
- 星6排出時の50%:
ピックアップ対象キャラ(当たり) 星6排出時の50%:
恒常キャラ(すり抜け)
もし50%の抽選に漏れてしまった場合、残念ながら目当てではないキャラクターが排出されます。ここまでは他のゲームでもよくある話です。しかし、エンドフィールドが特殊なのはここからです。
一般的なゲームでは、すり抜けた時点でカウントがリセットされ、また1から天井を目指すことになります。ですが、本作では「PU確定までのカウント」は緩和されています。
システム上、「最大120回ガチャを引けば、必ずPUキャラが排出される」というルールが設けられています。
例えば、運悪く80連目で星6が出て、それがすり抜けだったとします。その場合、残り40回を追加で引けば、合計120連目で確実にPUキャラが手に入るのです。他のソシャゲであればすり抜けた時点でプラス80連回さないと確定しないところ、その半分でPU確定するのです。
ただし、注意点があります。それは、
すり抜けた時点で星6排出率はリセットされます。
仮に80連ですり抜けた場合、81連~119連までの星6PU排出率は0.8%になります。
損しない回し方は?
何連から単発にするべき?
この独特な仕様を踏まえると、適当に10連ガチャを連打するのは非常に危険です。特に66連目以降の確率上昇ゾーンで10連を回してしまうと、本来ならもっと少ない回数で出ていたはずなのに、余分に石を消費してしまうリスクがあります。
ここでは、最も石を無駄にしない「最適解の立ち回り」を提案します。ガチャを引く際は、現在何連目かを常に確認しながら、以下のフローチャートを参考にしてみてください。
フェーズ1:1連目 ~ 60連目
【推奨:10連ガチャ】
ここでは確率は0.8%のまま動きません。奇跡的に当たることもありますが稀です。演出の時間を短縮するためにも、まとめて10連で回してしまって問題ありません。
フェーズ2:61連目 ~ 80連目
【推奨:単発ガチャ】
ここが最も重要な区間です。66連目から確率が跳ね上がるため、必ず単発に切り替えてください。
例えば66連目で星6が出る確率は約6%ですが、70連目には約26%まで上がります。もし70連目で出るはずのキャラを、60連目からの「10連」で引いてしまうと、結果は「70連目で排出」となりますが、システム上は残りの数回分も消化された扱いになります。
次回のガチャのために1回分でも石を温存するには、この区間を単発で刻むのが鉄則です。
フェーズ3:80連ですり抜けた場合
(81連目 ~ 110連目)
【推奨:10連ガチャ】
不幸にもすり抜けてしまった場合、次は120連の確定ラインを目指すことになります。
ここで注意したいのは、星6が出た時点で「確率上昇(+5%)」はリセットされ、また0.8%に戻っているという点です。
81連目から120連目までは40回ありますが、次の確率上昇が始まるのは計算上もっと先の話になります。つまり、この区間はずっと0.8%の「虚無期間」です。
単発で刻むメリットが薄いため、時短のために10連で進めてしまいましょう。
フェーズ4:ゴール直前(111連目 ~ 120連目)
【推奨:単発ガチャ】
120連のゴールが近づいてきたら、念のために単発に戻します。万が一、119連目などでポロっと出る可能性もゼロではないため、最後の微調整を行いましょう。
ガチャ画面で天井まで残り何連か確認可能
ここで重要なのが、現在のガチャ回数の確認方法です。
エンドフィールドでは、ガチャ画面に「あと何回で星6確定か」「あと何回でPU確定か」といったカウントが表示されており、自分が現在何連回したかがひと目で分かるようになっています。自分で履歴を遡って数える必要はありません。
このカウンターを都度チェックし、適切なタイミングで引き方を変えるのが賢いプレイヤーの戦略です。
原神や鳴潮と比較してどっちがやさしい?
多くのプレイヤーがプレイしているであろう『原神』や『鳴潮』と比べて、エンドフィールドのガチャは「やさしい」と言えるのでしょうか。各タイトルの仕様を比較してみましょう。
原神の場合
- 最高レア確率:0.6%
- 星5確定天井:90連(すり抜けあり)
金額:2万2000円相当 - PU確定天井:180連
特徴:天井カウントが次回のガチャに引き継がれる
鳴潮の場合
- 最高レア確率:0.8%
- 星5確定天井:80連(すり抜けあり)
金額:1万9000円相当 - PU確定天井:160連
特徴:天井カウントが次回のガチャに引き継がれる
アークナイツ:エンドフィールドの場合
- 最高レア確率:0.8%(60連まで)
- 星6確定天井:80連(すり抜けあり)
- PU確定天井:120連
- 特徴:ガチャ期間終了後、カウントは引き継がれない(リセットされる)
比較の結論
数字だけを見れば、エンドフィールドは「PUを手に入れるまでの最大投資額が最も安くなる」と言えます。
原神が最大180連、鳴潮が160連必要であるのに対し、エンドフィールドは120連で確実にPUキャラに届きます。しかも、66連目からの確率上昇があるため、実際にはもっと少ない回数で星6にお目にかかれる機会が多いでしょう。
しかし、致命的なデメリットが存在します。それは「天井の引き継ぎがない」という点です。
原神や鳴潮では、例えば「今回は70連回して出なかったから、次のガチャで残り10連回して確定枠を使おう」という戦略が取れます。これが無課金・微課金プレイヤーにとっては非常に大きな救いです。
一方、エンドフィールド(ベータテスト仕様)では、期間中に引ききれなければ、積み上げた回数は無駄になります。この点は非常にシビアであり、「回すなら出るまで回す、回さないなら1回も引かない」という強い意志と計画性が求められます。
無課金や微課金でも楽しめる?
配布石の量は?
現時点では1連あたりの正確な課金額は不明ですが、昨今の情勢を鑑みると、原神や鳴潮と同水準(1回250円~300円相当、まとめ買いで割安になる形式)になることが予想されます。
無課金・微課金プレイヤーにとって重要になるのは、「ゲーム内でどれくらい石が掘れるか」です。
原神や鳴潮は広大なオープンワールドを探索し、宝箱を開けることでチリツモで石を集めることができました。しかし、エンドフィールドは完全なオープンワールドではなく、エリアごとのマップ探索や拠点建築がメインのゲームデザインとなっています。
探索による石の入手量が他のゲームほど多くない可能性も考えられます。その分、イベント報酬やデイリーミッション、あるいは「拠点生産ライン」からの報酬などでバランスが取られるのかが注目ポイントです。
前述した「天井引き継ぎなし」の仕様と合わせて考えると、無課金・微課金勢は「常に120連分(あるいは期待値として80連分程度)の石を貯蓄してからガチャに挑む」というプレイスタイルが必須になるでしょう。「なんとなく10連だけ回してみよう」という遊び方は、このゲームでは命取りになりかねません。
まとめ
エンドフィールドのガチャは、低い天井設定と確率変動システムにより、一見すると良心的に見えますが、「引き継ぎなし」という落とし穴があります。仕組みを正しく理解して、賢くリソースを管理しましょう。
- 確率変動は66連目から
65連目までは0.8%と渋いが、66連目以降は+5%ずつ上昇し、実質70連台でほぼ当たる。 - 最大天井は120連
すり抜けてもカウントは継続。最悪でも120回引けば目当てのキャラは確実に手に入る。 - 引き方は「60連まで10連」
「61連から単発」
確率上昇ゾーンを無駄にしないために、61連目以降は単発推奨。80連ですり抜けたら、また10連に戻して120連天井を目指すのが効率的。 - 「引き継ぎなし」に要注意
中途半端に回して期間終了するのが一番の損。回す時は天井分まで貯めてから一気に回し切る覚悟が必要。 原神や鳴潮との比較
最大天井の低さは優秀だが、次回のガチャへ回数を持ち越せないので、石の貯蓄計画がより重要になる。
第2回ベータテスト、そして本リリースでこの仕様がどう調整されるのか。もしかすると「引き継ぎあり」に変更されるサプライズがあるかもしれません。今は期待して待ちつつ、スタートダッシュに向けて知識を蓄えておきましょう。

