エンドフィールドのスマホ&PC推奨スペックは?PS5の容量やベータテストはいつからいつまで?

待望の新作『アークナイツ:エンドフィールド』に関するエキサイティングな最新情報が、10月31日に実施された公式予告番組で発表されました。多くのファンが待ち望んでいた第2回ベータテストの開催が決定し、ついにPCだけでなくスマホ(iOS/Android)、さらにはPlayStation 5でのテスト参加者の募集もスタートしています。

今回のテストでは、新オペレーターの追加や戦闘システムの大幅な改善、拠点システムの便利な新機能実装など、前回のテストから大きな進化を遂げているようです。しかし、これだけのクオリティとなると、やはり気になるのが「自分の持っているスマホやPCで快適に遊べるのか?」という推奨スペックの問題でしょう。特に必要なストレージ容量については、驚きの数字も発表されています。

この記事では、ゲームとガジェットに精通したライターの視点から、10月31日に発表された「ベータテストⅡ」と「PS5テクニカルテスト」の開催期間、応募方法、そして最も重要なPC・スマホ・PS5版それぞれに必要なスペック(特に容量)について、詳しく解説していきます。

エンドフィールド第2回
ベータテストはいつからいつまで?

まず、多くの方が一番知りたいであろうベータテストのスケジュールから確認しましょう。

10月31日の公式発表によると、第2回ベータテスト(公式名称:「『アークナイツ:エンドフィールド』ベータテストⅡ」)は、2025年11月28日(金)から開始されることが決定しました。

ただし、終了日時については、現時点(11月3日)ではまだ公開されていません

参考までに、前回のテクニカルテストは約1ヶ月間の期間で開催されました。今回も同程度の期間、じっくりとプレイできる可能性はありますが、これはあくまで予想です。公式からの続報を待ちたいところです。

一つ、非常に重要な注意点があります。今回の「ベータテストⅡ」でプレイしたゲームデータは、テスト終了後にすべて削除されます。つまり、正式リリース版へのデータ引き継ぎは一切できません

ベータテストは、あくまで開発中のゲームをテストし、フィードバックを送ることでゲームの品質向上に協力するものです。「本編をいち早く進めておこう」という目的ではなく、新しい世界を体験し、その感触を確かめるための貴重な機会と捉えるのが良いでしょう。

ベータテストの応募方法と
プラットフォームは?

今回の「ベータテストⅡ」は、前回と異なり、複数のプラットフォームで同時に募集が開始された点が大きな特徴です。

募集プラットフォーム:

  • PC (Windows)
  • スマートフォン (iOS)
  • スマートフォン (Android)

募集は10月31日(金)から既にスタートしています。

注意点として、募集の終了日時は明言されていません「早めの申し込みが推奨されます」とアナウンスされているため、参加したい方は「後でやろう」と先延ばしにせず、この記事を読み終わったらすぐに応募することをおすすめします。

応募方法は、公式サイトに設置された専用の案内ページからアンケートに回答することで完了します。このアンケートに回答することで、「ベータテストⅡ」の参加資格を得られるチャンス(抽選)に参加できます。

ベータテストⅡの詳細は以下のURLをチェック!

https://endfield.gryphline.com/ja-jp/news/3859

PlayStation 5版のテストも同時募集?

PCとスマホの「ベータテストⅡ」とは別に、「PlayStation 5 テクニカルテスト」の参加者募集も10月31日から同時に開始されました。

こちらも同様に、専用の案内ページにあるアンケートに回答することで応募が可能です。

ここで非常に重要な注意点があります。

PC/スマホ版の「ベータテストⅡ」と、PS5版の「テクニカルテスト」は、応募する(アンケートに回答する)ための案内URLが異なります。

ご自身がテストに参加したいデバイス(PC/スマホなのか、PS5なのか)を明確にし、公式サイトで正しい応募ページにアクセスしているかを必ず確認してください。間違った方に応募してしまうと、希望するプラットフォームでテストに参加できなくなる可能性があります。

PS5版の「テクニカルテスト」の詳細は以下のURLをチェック!

https://endfield.gryphline.com/ja-jp/news/4404

応募結果はいつ頃わかりますか?

ベータテストに応募した後、次に気になるのは「いつ当選結果がわかるのか?」という点でしょう。

これに関しても、現時点では「応募結果の発表日」は明記されていません

ただし、ベータテストの開始日は11月28日(金)と決まっています。

そのため、一般的には、テスト開始日である11月28日よりも前に、当選した方に対してのみ、応募時に入力したメールアドレスなどに案内が送られてくると予想されます。

11月の中旬から下旬にかけては、登録したメールの受信トレイや、迷惑メールフォルダをこまめにチェックしておくと良いかもしれません。

【PC版】
ベータテストの推奨スペックと容量は?

ここからは、本題である各プラットフォームのスペックについて見ていきましょう。まずはPC版です。ご提供いただいた画像に基づき、今回の「ベータテストⅡ」で公式に発表されたPCの動作環境をまとめます。

項目最低動作環境推奨動作環境
CPUCore i5-9400F
以上
Core i7-10700K
以上
グラボNVIDIA GeForce
GTX 1060 以上
NVIDIA GeForce
RTX 2060 以上
メモリ16GB16GB 以上
ストレージ55GB 以上55GB 以上
(SSD推奨)

推奨スペックの補足:

  • GPUドライバ:
    推奨環境では、GPUドライバは最新バージョンへのアップデートが推奨されています。
  • ストレージに関する重要事項:
    最も注意が必要なのがストレージです。ゲームをインストールするために55GB以上の空き容量が必要ですが、注記によれば「解凍中は追加で 45GB の空き容量が必要です」と明記されています。これは、インストール作業を開始する時点で、
    一時的に合計100GB程度の空き容量を確保する必要があることを意味します。容量ギリギリのPCでインストールしようとすると失敗する可能性が高いため、事前に十分な空き容量を確保してください。また、快適にプレイするため、HDDではなくSSDへのインストールが強く推奨されています。

【スマホ版】ベータテストの
推奨スペックと容量は?

次に、今回から新たに対象となったスマホ(iOS/Android)版の詳細スペックです。こちらも画像に基づき、プラットフォーム別にまとめます。

Androidの動作環境

項目最低動作環境推奨動作環境
システムSnapdragon 855
Dimensity1000
Snapdragon8+Gen1
Dimensity9000 相当
以上
RAM6GB8GB 以上
バージョンAndroid 10.0 Android 11.0
ストレージ28GB以上28GB以上
  • Android版の補足:
    システム(SoC)の要求スペックが比較的高めです。最低でもSnapdragon 855(2019年頃のハイエンドモデル)相当が求められます。また、注記として「現在HarmonyOSNextシステムはサポートされていません」とあるため、該当OSのユーザーは注意が必要です。

iOSの動作環境

項目最低動作環境推奨動作環境
デバイスiPhone 11iPhone 13 Pro 以上
RAM4GB6GB 以上
バージョンiOS 15.0以上iOS 15.0以上
ストレージ28GB以上28GB以上
  • iOS版の補足:
    最低ラインはiPhone 11(A13チップ)となっています。システムバージョンはiOS 15.0以上が必要です。Android、iOSともに、
  • ストレージは28GB以上と、スマホゲームとしては非常に大きな容量を必要とします。
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【PS5版】テクニカルテストに
必要な容量は?

最後に、PlayStation 5版です。

PS5版のテクニカルテストについては、必要となるストレージの空き容量が明確に発表されています。

PS5版テクニカルテストには、100GBのストレージ空き容量が必要です。

PCやスマホと比べて桁違いに大きく感じますが、これは近年の家庭用ゲーム機(コンシューマー)のAAAタイトルとしては標準的か、むしろ少し多めといったところです。PS5は内蔵SSDの速度が非常に速い反面、ゲームをインストールできる容量には限りがあります。

既に他のゲームを多くインストールしている方は、100GBという大きな空き容量を確保するために、一時的に遊んでいないゲームをアンインストールするなどの対応が必要になるでしょう。

推奨スペックギリギリでも大丈夫?

PC、スマホ、PS5、いずれのプラットフォームでも、ゲームを動作させるためには「最低動作スペック」と「推奨スペック」が設定されます。

「最低」は、文字通り「ゲームが起動するけれど、快適とは言えない」ラインです。「推奨」は、「標準的な設定で快適に遊べる」ラインを指します。

今回発表された詳細なスペック(特にPC版のRTX 2060やスマホ版のSnapdragon 8+ Gen 1など)を見る限り、『エンドフィールド』はかなりリッチなグラフィックスと広大なマップを持つゲームになると予想されます。

ここで、ゲーム・ガジェットライターとしての所感を述べさせていただきます。

もし、ご自身の環境が「推奨スペック」ギリギリだった場合、動作が不安定になったり、カクついたりする可能性は否めません。特に、推奨スペックを満していても、PCの冷却(ファン)性能が足りなかったり、スマホで他のアプリを多く起動していたりすると、パフォーマンスは低下します。

快適にプレイするためには、できる限り推奨スペックよりも余裕を持った環境(ワンランク上のCPUやグラフィックボード、十分なメモリと空き容量)を準備しておくのがベストです。

また、これらのスペックはあくまで「開発段階」のものです。しかし、過去の例を見ると、ベータテストの推奨スペックから、正式リリース時に要求スペックが「大幅に下がる」ことは稀です。むしろ、最適化が進む一方で、グラフィックスの向上などで同等か、少し高まるケースさえあります。

今から『エンドフィールド』のために新しいPCやスマホの買い替えを検討している方は、今回発表されたスペック情報を一つの基準として、それよりも少し余裕のあるモデルを選ぶことをお勧めします。

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エンドフィールド正式リリースはいつ?

これだけ大規模なベータテスト(しかもPS5版まで!)が実施されるとなると、気になるのは「正式リリースはいつなのか?」という点です。

残念ながら、今回の10月31日の公式配信でも、正式なリリース時期についての明言はありませんでした

しかし、一つの有力な情報があります。

2025年9月に開催されたAppleの新作発表会において、『エンドフィールド』がタイアップ情報として紹介されました。こうした大規模な発表会で取り上げられるタイトルは、その発表から比較的近い時期(半年~1年以内)にリリースされる傾向があります。

この情報と、今回のベータテストの時期(2025年11月末~)を考慮すると、年内(2025年中)のリリースはスケジュール的に厳しく、年明けすぐ(2026年1月~2月)のリリースも考えにくい、という印象です。

ファンの間や情報通の見方としては、2026年の序盤(春頃まで)が有力ではないか、という予想が最新のようです。

>>【2025年最新】アニメ調OWアクションRPGのリリース予定は?無限大ANANTAやNTEはいつ?

10月31日発表!最新のゲーム情報は?

スペックやテスト日程だけでなく、ゲーム内容に関する最新情報も多数公開されました。特に注目すべきは「新オペレーター」です。

1. 新オペレーター

今回のベータテストⅡでは、新たに9名のオペレーターが追加され、合計24名のオペレーターが使用可能になることが発表されました。特に注目のオペレーターを紹介します。

  • アルデリア
    『アークナイツ』本編の「エイヤフィヤトラ」を思わせるビジュアルが特徴のオペレーターです。 戦闘では治療に特化した補助オペレーターとして、“ドリーさんの影”と呼ばれる召喚物で味方の治療を行います。それだけでなく、敵の耐性をダウンさせて味方の与えるダメージをアップさせる、デバッファー(妨害役)としての役割もこなせるようです。
  • ラストライト
    雪と刃を操って戦うオペレーターです。戦技によって通常攻撃を強化できるほか、アーツ異常の一つである「寒冷ダメージ」を扱います。 連携技や必殺技では巨大な氷の鎌を振るうなど、アグレッシブな戦闘スタイルが目を引きますが、性格的にはドジっ子な一面もあるとのことで、そのギャップも魅力となりそうです。
  • ポグラニチニク
    『アークナイツ』本編の「ヘラグ」が若返ったような印象を受ける、渋い魅力を持つオペレーターです。 物理ダメージによる攻撃とSP回復を両立できる先鋒オペレーターと紹介されています。敵に与えた「クラッシュ回数」を消費することで、さらに活躍ができるようになるという、テクニカルな側面も持っているようです。
  • アレッシュ
    開拓エリアでとある組織の首領を務めていたという経歴を持つオペレーターです。 こちらは補助に特化した先鋒オペレーターで、特徴的なのは「寒冷」状態の敵を素早く「凍結」状態にできる点です。また、釣り竿を使って敵を攻撃し、SPを回復するというユニークな能力も持っています。
  • 行動隊Z7
    上記の4名に加えて、エンドフィールド工業に所属する「行動隊Z7」のメンバー5人も実装されることが発表されました。行動隊らしく統一された衣装もポイントです。 メンバーの一人である「アンタル」は、『アークナイツ』本編の「12F」によく似ていると、『アークナイツ』プレイヤーの間で既に注目を集めています。

前回のテストに参加した人も、これら新しいオペレーターの加入によって、まったく新しい編成や戦術の組み合わせが楽しめるようになるでしょう。

戦闘や拠点のシステムはどう変わった?

ゲームの根幹に関わるシステム面でも、多くの改善と変更点が発表されました。

1. 新エリア「武陵」の大幅アップデート

前回はおまけ程度だった新エリア「武陵」が、大幅にアップデートされました。初期エリアである「荒れ地」とは異なる文化的なコンセプトを持つエリアのようで、探索の楽しみが一層深まりそうです。

2. スクリーンショット機能の追加

プレイヤーからの要望が非常に多かった「スクリーンショット機能」が、ついに正式に追加されました。美しいタロⅡの世界を、手軽に写真に残せるようになります。

3. 戦闘システムの改善

  • 職業の変更:
    オペレーターの職業が見直され、前回の「特殊」といった分類がなくなり、「突撃」などに分かれ、全6職業となりました。これにより、各オペレーターの役割がより明確になると考えられます。
  • ジャスト回避の改善:
    こちらも要望が多かった「ジャスト回避」の仕様が改善されました。より直感的で、爽快感のあるアクションが楽しめそうです。
  • ローカライズ(日本語)の改善:
    テキストやボイスの日本語ローカライズも改善されているとのことです。

4. 拠点システムの進化

『エンドフィールド』の大きな特徴の一つである拠点(クラフト)システムも、劇的に便利になりました。

  • 設備の「コピー機能」の実装:
    なんと、設置した設備の配置を「コピー」し、そのまま「ペースト」できる機能が実装されました。専用のPVでは、その簡単さがアピールされており、面倒だった拠点構築が一気に楽になりそうです。
  • 図面の共有:
    さらに、他人が作成した図面(設計図)も共有できるようです。自分で凝ったレイアウトを作るのが苦手な人でも、他のプレイヤーの素晴らしい設計図を利用して、効率的に拠点を展開発展させられるかもしれません。

5. ガチャ(スカウト)システム

最後に、気になるガチャシステムです。

  • 天井と確定:
    天井(80回)と確定(120回)の基本的な仕様に変更はないようです。
  • 「特別スカウト」の導入:
    新しいシステムとして「特別スカウト」が導入されます。アルデリアや小倉肉などの新キャラクターは「限定扱い」となり、通常スカウトには追加されません。ただし、ピックアップ期間が終了した後も、次のスカウトが2回切り替わるまでは引きやすい状態が続き、将来的には「復刻も明言されている」とのことです。期間限定ではあるものの、比較的入手チャンスは多い仕様と言えそうです。
  • 武器ガチャの緩和:
    武器ガチャに関しては、プレイヤーに優しくなるよう調整(緩和)が加えられました。例えば、10回目で星6が、18回目でピックアップ武器が再度手に入るなど、以前よりも目当ての武器を入手しやすくなる調整がされているようです。

まとめ

10月31日の公式配信で明らかになった『アークナイツ:エンドフィールド』の最新情報をまとめます。

  • ベータテストⅡは11月28日開始
    PC、iOS、Androidで同時開催。終了日は未定。データ引き継ぎはできません。
  • PS5テクニカルテストも同時募集PC/スマホ版とは応募URLが異なるため、注意が必要です。
  • 応募は10月31日から開始済み
    終了日時は未定。公式サイトのアンケート回答で応募完了となります。
  • 必要なスペックとストレージ容量
    • PC: 推奨 i7-10700K / RTX 2060 / 16GB。ストレージは55GB(ただしインストール時一時的に100GB必要)。
    • スマホ (Android): 推奨 Snapdragon 8+ Gen 1 / 8GB RAM。ストレージ28GB。
    • スマホ (iOS): 推奨 iPhone 13 Pro (A15) / 6GB RAM。ストレージ28GB。
    • PS5: ストレージ100GB。
  • 正式リリースは2026年序盤か?
    公式な発表はありませんが、Appleの発表会情報などから2026年の早い時期が予想されています。
  • ゲーム内容も大幅進化
    • 新オペレーター(アルデリアなど9名)が追加。
    • 新エリア「武陵」が大幅アップデート。
    • 戦闘システム(ジャスト回避の改善、職業の再編)が改良。
    • 拠点システムに待望の「コピー機能」が実装。
    • ガチャに「特別スカウト」(限定)が導入され、武器ガチャは緩和。

ついにマルチプラットフォームでの大規模テストが目前に迫り、正式リリースへの期待がますます高まる『アークナイツ:エンドフィールド』。まずはベータテストの参加権を勝ち取るために、ご自身のデバイスのスペックと空き容量を確認し、早めに応募を済ませておきましょう。

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