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11月28日より、2回目のベータテストが始まった期待の新作『アークナイツ:エンドフィールド』。
今回のテストでは、新オペレーターの追加や戦闘システムの大幅な改善、拠点システムの便利な新機能実装など、前回のテストから大きな進化を遂げているようです。
しかし、これだけのクオリティとなると、やはり気になるのが「自分の持っているスマホやPCで快適に遊べるのか?」という推奨スペックの問題でしょう。特に必要なストレージ容量については、驚きの数字も発表されています。
この記事では、10月31日に発表された「ベータテストⅡ」と「PS5テクニカルテスト」の開催期間、そして最も重要なPC・スマホ・PS5版それぞれに必要なスペック(特に容量)について、詳しく解説していきます。
エンドフィールド第2回
ベータテストはいつまで?
まず、多くの方が一番知りたいであろうベータテストのスケジュールから確認しましょう。
第2回ベータテスト(公式名称:「『アークナイツ:エンドフィールド』ベータテストⅡ」)は、2025年12月29日までです。
【「ベータテストⅡ」終了予告のご案内】
お知らせです、管理人。『アークナイツ:エンドフィールド』ベータテストⅡは2025年12月29日(月)15:00に終了いたします。その際、テストサーバーはクローズされ、ゲームにログインできなくなります。… pic.twitter.com/HuAHjOEAb9
— アークナイツ:エンドフィールド (@AKEndfieldJP) December 8, 2025
【PC版】ベータテストの
推奨スペックと容量は?
ここからは、本題である各プラットフォームのスペックについて見ていきましょう。まずはPC版です。ご提供いただいた画像に基づき、今回の「ベータテストⅡ」で公式に発表されたPCの動作環境をまとめます。
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨動作環境 |
| CPU | Core i5-9400F 以上 | Core i7-10700K 以上 |
| グラボ | NVIDIA GeForce GTX 1060 以上 | NVIDIA GeForce RTX 2060 以上 |
| メモリ | 16GB | 16GB 以上 |
| ストレージ | 55GB 以上 | 55GB 以上 (SSD推奨) |
推奨スペックの補足:
- GPUドライバ:
推奨環境では、GPUドライバは最新バージョンへのアップデートが推奨されています。 - ストレージに関する重要事項:
最も注意が必要なのがストレージです。ゲームをインストールするために55GB以上の空き容量が必要ですが、注記によれば「解凍中は追加で 45GB の空き容量が必要です」と明記されています。これは、インストール作業を開始する時点で、
一時的に合計100GB程度の空き容量を確保する必要があることを意味します。容量ギリギリのPCでインストールしようとすると失敗する可能性が高いため、事前に十分な空き容量を確保してください。また、快適にプレイするため、HDDではなくSSDへのインストールが強く推奨されています。
【スマホ版】ベータテストの
推奨スペックと容量は?
次に、今回から新たに対象となったスマホ(iOS/Android)版の詳細スペックです。こちらも画像に基づき、プラットフォーム別にまとめます。
Androidの動作環境
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨動作環境 |
| システム | Snapdragon 855 Dimensity1000 | Snapdragon8+Gen1 Dimensity9000 相当 以上 |
| RAM | 6GB | 8GB 以上 |
| バージョン | Android 10.0 | Android 11.0 |
| ストレージ | 28GB以上 | 28GB以上 |
- Android版の補足:
システム(SoC)の要求スペックが比較的高めです。最低でもSnapdragon 855(2019年頃のハイエンドモデル)相当が求められます。また、注記として「現在HarmonyOSNextシステムはサポートされていません」とあるため、該当OSのユーザーは注意が必要です。
iOSの動作環境
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨動作環境 |
| デバイス | iPhone 11 | iPhone 13 Pro 以上 |
| RAM | 4GB | 6GB 以上 |
| バージョン | iOS 15.0以上 | iOS 15.0以上 |
| ストレージ | 28GB以上 | 28GB以上 |
- iOS版の補足:
最低ラインはiPhone 11(A13チップ)となっています。システムバージョンはiOS 15.0以上が必要です。Android、iOSともに、 - ストレージは28GB以上と、スマホゲームとしては非常に大きな容量を必要とします。
>>スマホ版エンドフィールドはコントローラー&パッドは使えない?
【PS5版】テクニカルテストに
必要な容量は?
最後に、PlayStation 5版です。
PS5版のテクニカルテストについては、必要となるストレージの空き容量が明確に発表されています。
PS5版テクニカルテストには、100GBのストレージ空き容量が必要です。
PCやスマホと比べて桁違いに大きく感じますが、これは近年の家庭用ゲーム機(コンシューマー)のAAAタイトルとしては標準的か、むしろ少し多めといったところです。PS5は内蔵SSDの速度が非常に速い反面、ゲームをインストールできる容量には限りがあります。
既に他のゲームを多くインストールしている方は、100GBという大きな空き容量を確保するために、一時的に遊んでいないゲームをアンインストールするなどの対応が必要になるでしょう。
推奨スペックギリギリでも大丈夫?
PC、スマホ、PS5、いずれのプラットフォームでも、ゲームを動作させるためには「最低動作スペック」と「推奨スペック」が設定されます。
「最低」は、文字通り「ゲームが起動するけれど、快適とは言えない」ラインです。「推奨」は、「標準的な設定で快適に遊べる」ラインを指します。
今回発表された詳細なスペック(特にPC版のRTX 2060やスマホ版のSnapdragon 8+ Gen 1など)を見る限り、『エンドフィールド』は比較的グラフィックスと広大なマップを持つゲームになると予想されます。
ここで、ゲーム・ガジェットライターとしての所感を述べさせていただきます。
もし、ご自身の環境が「推奨スペック」ギリギリだった場合、動作が不安定になったり、カクついたりする可能性は否めません。特に、推奨スペックを満していても、PCの冷却(ファン)性能が足りなかったり、スマホで他のアプリを多く起動していたりすると、パフォーマンスは低下します。
快適にプレイするためには、できる限り推奨スペックよりも余裕を持った環境(ワンランク上のCPUやグラフィックボード、十分なメモリと空き容量)を準備しておくのがベストです。
また、これらのスペックはあくまで「開発段階」のものです。しかし、過去の例を見ると、ベータテストの推奨スペックから、正式リリース時に要求スペックが「大幅に下がる」ことは稀です。むしろ、最適化が進む一方で、グラフィックスの向上などで同等か、少し高まるケースさえあります。
今から『エンドフィールド』のために新しいPCやスマホの買い替えを検討している方は、今回発表されたスペック情報を一つの基準として、それよりも少し余裕のあるモデルを選ぶことをお勧めします。
エンドフィールド正式リリースはいつ?
これだけ大規模なベータテスト(しかもPS5版まで!)が実施されるとなると、気になるのは「正式リリースはいつなのか?」という点です。
ゲームアワードイベント「The Game Awards 2025」にて、2026年1月22日リリースと発表されました。


まとめ
10月31日の公式配信で明らかになった『アークナイツ:エンドフィールド』の最新情報をまとめます。
- ベータテストⅡは12月29日まで
PC、iOS、Androidで同時開催。データ引き継ぎはできません。 - 必要なスペックとストレージ容量
- PC: 推奨 i7-10700K / RTX 2060 / 16GB。ストレージは55GB(ただしインストール時一時的に100GB必要)。
- スマホ (Android): 推奨 Snapdragon 8+ Gen 1 / 8GB RAM。ストレージ28GB。
- スマホ (iOS): 推奨 iPhone 13 Pro (A15) / 6GB RAM。ストレージ28GB。
- PS5: ストレージ100GB。
- 正式リリースは2026年1月22日予定
すでにスマホ、PC、PS5で事前予約が可能
ついにマルチプラットフォームでの大規模テストが目前に迫り、正式リリースへの期待がますます高まる『アークナイツ:エンドフィールド』。まずはご自身のデバイスのスペックと空き容量を確認し、本リリースに備えましょう。




