Anker(アンカー)のヘッドホンのSoundcore LIfeシリーズ。
今回はQ20とQ35を比較していきたいと思います。
筆者は先日Q20からQ35に買い替え、1週間ほどQ35を使ってみました。なので、実際の使用感を交えながら違いを解説していきます。
(ネイビーがQ35 シルバーがQ20)
Anker Soundcore Life Q20とQ35を比較!
スペックの違いを表にまとめました。(※横スクロールできます)
Q35 | Q20 | |
再生時間(ノイキャン使用時) | 40時間 | 40時間 |
充電時間 | 2時間 | 3時間 |
ハイレゾ | 無線/有線 | 有線のみ |
ノイズキャンセリング | ウルトラノイズキャンセリング | 対応 |
高音質コーデック・LDAC | 対応 | 非対応 |
外音取り込みモード | 対応 | 非対応 |
充電端子 | USB Type-C | micro USB |
重さ | 270g | 260g |
Soundcore アプリ | 対応 | 非対応 |
色 | 2色(ネイビー/ピンク) | 3色(ブラック/シルバー/ブルー) |
価格 | 10,990円 | 6,990円(5,990円:ハードケースなし) |
黄色がより優れている方です。
Q35のほうが値段が高いため、性能も優れています。
では、2つのヘッドホンにどのような違いがあるのか詳しく見ていきましょう。
ハイレゾ・LDAC・ウルトラノイキャンに対応のQ35
表を見てわかるようにQ35は無線接続で、ハイレゾ・LDAC・ウルトラノイズキャンセリングに対応しています。
ですから、Q20に比べて音質はかなりいいですね。Q20では聞こえないBGMまでクリアに聞こえる印象です。
そして、どちらもノイズキャンセリングに対応していますが、Q35はアプリを使って環境に合わせて強度を変更することが可能。
シーンに合わせて以下のノイズを消すことができます。
- 交通機関モード:電車やバスのエンジン音
- 野外モード:街の喧騒
- 屋内モード:会話
外音取り込みモード
Q35は右のハウジングを触る(あるいはアプリで操作する)ことで、ノイキャンモードと外音取り込みモードを切り替えることができます。
これにより、通話をするときでも自分の声がこもらずに聞くことが可能。
リモートワークの普及でイヤホン、ヘッドホンが必要になる中、非常に使い勝手がいいヘッドホンだと思います。
Type-Cかmicro USBか
筆者がQ35に買い換えようと思ったきっかけでもある充電端子。
Q20のmicro USBが非常に不便に感じていました。スマホとは別に充電ケーブルを用意しないといけないのと、日に日に差し込み口の感触が悪くなるmicro USBは非常に嫌でしたね。
自分と同じようにQ20のmicro USBにストレスを感じている方は、Q35に買い替えはありかなと。
重さと持ち運びやさ
重さは270gと260gで違いはほとんどありません。両手で持ち比べてみても、装着したときに感じる重さもそれほど違いは感じませんでした。
持ち運ぶためにコンパクトにしたときの形状もほとんど同じ。
持ち運びやすさは変わらないと思います。
フィット感とむれやすさ
長時間つけたときに、Q35のほうがむれにくいなと感じました。
見た目はそこまで変わりませんが、フィット感も35のほうがいいですね。
ヘッドバンド内側のクッション性が高いのが1つ要因だと思われます。
色とデザイン
色とデザインについては好みが分かれるところでしょう。
Q35の色のバリエーションが少ないのが少し残念な部分ですね。ピンク色は人を選ぶ色だと思うので、選択肢が少ないのはQ35デメリットと言えます。Q30のようにブラックかQ20のシルバーあたりを入れてほしかったですね。
デザインの違いは、アームの部分とヘッドバンドの部分が大きく違います。
Q35のヘッドバンドの外側は、Q20と違い少し指紋がつきやすい素材になっています。
ハウジングのロゴも、Q35はdだけなのに対し、Q20はSoundcoreとフルで入っています。このあたりは好みがわかれるところでしょう。
価格
価格差は4,000円。Q20のハードカバーなしを選択すれば価格差は5,000円になります。
Q20からQ35に買い換える価値はあるか
筆者は、Q20からQ35に買い替えて良かったと感じています。
Q20の音質が悪かったわけではありませんが、充電端子がmicro USBで+αノイズキャンセリングが少し弱いところ、おまけに通話では使いこなせないところが買い替えのポイントでした。
+4000、5000円の価格差に抵抗があるかどうかは人によって違うと思いますが、お金に余裕があるのなら、値段に比例して性能も上がっているQ35がいいと思います。