ビジネスバッグとして愛用している方が多いAerの「Day Pack 2」と現在筆者が愛用しているアークテリクスの「グランヴィル 16 ジップ」。
今回はこの2つのバックを比較し、実際に使ってみて感じたそれぞれのメリットデメリットをまとめていきます。
AerのDay Pack 2とアークテリクスのグランヴィル 16 ジップを比較!
スペック比較
まずは容量や価格といったスペック比較から。(横スクロールできます)
Day Pack 2 | Granville 16 zip | |
価格(公式サイト) | 29,700円 | 28,600円 |
重さ | 1300g | 760g |
サイズ | 43×30.5×14cm | 約51×30 ×17cm |
容量 | 14.8L | 16L |
Aer Day Pack 2のレビュー
- 背負い心地◎
- 自立する
- 小さいポケットが充実してる
- 防水性能が高い
- パソコンを入れても安心
- サイドポケットがある
- 小物入りポケットがある
バックの背面とショルダーはクッション性が高く、背負心地は非常に良いです。
バック自体が1.3kgありますがその重さを感じさせず、ノートパソコンを入れてもそこまで重いとは感じません。
外側の作りがしっかりしているため、何も入れなくても自立します。
自立するメリットは、倒れて立て直すストレスがないこと、どこに置いても見栄えがいいことが挙げられます。
前側の収納には小分けされてるポケットがあるので、ガジェットや文房具をそのまま入れて整理することが可能。フックもついているので、カギを取り付けることもできます。
外側にサイドポケットが1つ付いてることにより、濡れた傘や結露したペットボトルをバックの中に入れずに済みます。
一番使いやすいと思ったのが、トップについている小物収納スペース。
深さが10cmもないので、鍵や小銭入れ、スマホを入れることですぐ取り出すことが可能。
- (PC以外は)全開しないと出し入れしにくい
- バック自体が重い
- 前側収納に物を入れると小物スペースから取り出しづらい
- 亀の甲羅っぽい
- 止水ジップではない
筆者がこのバックを手放す要因となったのが、全開しないと物の出し入れしにくいところ。
Day Pack 2は底のマチが14cmになっていますが、上にいくにつれて狭くなっています。
この構造により、上のほうしか開けないと全然開きません。
全開にすれば、カップ麺も入りますが…
普段生活していてバックを全開にすることは少なく、片方のファスナーだけ少し開けて出し入れすることがほとんどだと思います。
なので、少し開けただけで出ししれがしにくいのは非常にストレスですね。
パソコンやテキストなど形状が薄いものは、問題なく出し入れできます。
しかし、日用品や食材など、買い物したときの物を入れる際にやや不便に感じました。
このバックが「Work Collection」のカテゴリーになっている通り、通勤やカフェの行き来に使う分なら問題ありません。
ただ、これ一つで生活を完結させようとしいる人は検討したほうがいいかもしれません。
私のように一人暮らしで生活に必要なものをよく買う方、それでいてバックを1つにしたい方は物足りないと感じる可能性があります。
重量1.3kgを感じさせない優れた性能と前述しましたが、数値上では1.3kgあります。これにより、重量制限がある飛行機を乗る際はネックになる部分ですね。
格安航空だと機内持ち込みが7kgまでですので、できる限りバックの重さは減らしたい方、旅行かばんとして使いたい方には、あまり向かないかなと。
収納が小分けされている前側のスペースにものを入れてしまうと、小分け部分から物を取り出しにくい点もデメリット。
前側に追加で何も入れなければ問題ありません。ですが、後ろよりも入れやすいので、ついつい前に入れがち。それにより、収納スペースからガジェットなどが取りにくくなってしまいます。
一見、黒を貴重としたシンプルなデザインに見えますが、形状は「亀の甲羅っぽい」です。
自分にとってはマイナスポイントではないですが、万人受けする形ではないと思います。買う前に実際に見て、背負ったときの姿を見ることをおすすめします。
ファサードは撥水性に優れたコーデュラ(CORDURA)素材を採用しており防水性能は高いです。
しかし止水ジップではないので、強い雨ですとファスナーから雨水が侵入する恐れがあります。
こんな感じでメリットよりもでメリットが気になってしまった筆者は、Day Pack 2を手放すことにしました。
Granville 16 zipのレビュー
現在愛用しているのが、アークテリクスの「グランヴィル 16 ジップ」。
こちらの悪いところは次の通り。
- 自立しない
- Day Pack 2 よりは耐久性に不安
- サイドポケットがない
- バックの中がごちゃごちゃする恐れ
まず、外側が薄い形状で軽い素材になっているので自立はしません。
ある程度物を入れて底が安定しても何かの拍子に倒れることが結構あります。これは普通にストレスですね。
倒れた状態だと生活感が丸出しで、毎回置く場所に困るのはデメリット。
これを解決するために、筆者は無印良品のラタンの収納ボックスを使用。(カバーも使っています。)これにより定位置が決まり、倒れる心配もありません。
パソコンを収納するスペースがありますが、背面の耐久性には物足りなさを感じます。
Day Pack 2のようにクッション素材は入っていないので、高い場所から落としたときに心配です。パソコンケースを活用することをおすすめしますね。
サイドポケットがないのも少し残念。ボタン式で開くタイプの水筒やペットボトルをバックに入れる人は気をつける必要があります。水筒は横にしっかり締めるタイプがおすすめですね。
PC収納スペースの部分にファスナーがついていますが、ここ以外は収納スペースが小分けになっていません。
ですので、ポーチを使って小さいものはまとめておかないと、バックの中がごちゃごちゃする恐れがあります。
- 軽い
- トップの小物収納スペースにフックがついてる
- 前収納はサイドから出し入れ可能
- 止水ジップ採用
- 幅広い使い方ができる16Lの収納力
1kgを切る軽さですので背負ったときにストレスをまったく感じません。
収納に注目すると、通勤から1,2泊程度の旅行まで、幅広く使える16Lの収納力。
これより少ないと物足りなさを感じるし、20Lを超えると持て余すってところで絶妙なラインだと思います。
Day Pack 2のような出し入れがしにくいと感じることはないですね。
前側収納は横にジップがついているので、背負った状態でバックを前に持ってきたときに取り出しやすい構造になります。
Day Pack 2にも採用されていたトップの小物収納にはフックが付いており、写真のようにカギやイヤホンケースを装着しておくことでなくす心配がゼロ。それでいて取り出しやすいので本当に使いやすいです。
ファサードの高い防水性能に加え、止水ジップを採用されており、雨のときも心配なく使えます。
それぞれのバックはどういう人におすすめ?
両方使ってみて、それぞれどういう人におすすめかまとめました。
AerのDay Pack 2
- 通勤やカフェの行き来のみで使用
- PCを裸で入れても安心
- 最低限の収納力で高い耐久性
- サイドポケットがある
- 小物が整理しやすい
グランヴィル 16 ジップ
- 鍵が取り出しやすく無くす心配なし
- バック1つで生活を完結させたい
- 軽い
- 止水ジップあり
参考にしてみてください!