一人暮らしだ、部屋が狭くて収納がうまくできず、最終的に地面に置きっぱなしになってしまうことが多いのではないでしょうか。
掃除をするときに、毎回ものをどかしてから、片付けてから掃除をするなど手間がかかっている方が多いと思います。
なので今回は、一人暮らしの掃除を楽にする収納を紹介します。
一般的な物の収納方法
まず、ものをどうやって収納するかと考えたときに、ぱっと思いつくのは以下の3つでした。
- 置く
- しまう
- かける(浮かせる)
一番ラクなのが置きっぱなしにすることですね。もはや収納かどうか微妙ですが、すぐに使えるという点がメリットです。しかし、これが原因でものが散らかってしまう方が多いでしょう。その場所を掃除するに一回物をどかす必要があることや生活感が出やすいこともデメリットと言えます。
ですから、なるべく置きっぱなしにはしないほうがいいと思いますね。
2番目が収納ボックスや引き出しの中にしまうという方法。
おそらく多くの方がしまう=片付けだと認識していると思います。
しまうことのメリットは中が見えないので生活感がでないところ。しかし、このしまうという動作が面倒で置きっぱなしになっている方が多いのではないでしょうか。
収納ボックスに入れたとしても、その中がゴチャゴチャになり、すぐに使いたいものが見つからない、取り出せないというケースもあるでしょう。
なので、単純にしまうだけで物が散らかってしまう方は、この方法も避けたほうが良いかもしれません。
3つ目はかける。筆者が一番オススメするのはこの収納方法です。
一般的に、かけっぱなし収納や浮かせる収納と呼ばれますね。
かけっぱなし収納や浮かせる収納が最強な理由
では、なぜかけっぱなし収納や浮かせる収納がいいのか。メリットは以下のとおりです。
- 水回りのぬめり防止になる
- 乾きやすい
- 定位置が決まる
- 使いたいときにすぐに手に取れる
- 使ったと後に戻す習慣が作りやすい
- 地面を掃除するのが楽になる
まずキッチンや洗面所といった水回りおいて、ぬめり防止になります。どうしても食器洗剤やハンドサープ、シャンプーなどをそのまま置いてしまうと底がぬめり、垢やカビの原因になりますね。
そういった物を浮かせることで接触面がなくなるのでぬめり防止になります。
かけることで布巾やスポンジが乾きやすいのもメリット。
そして、片付けで重要な定位置を決めるというのが一番やりやすいのもこのかけっぱなしと言えます。
戻す場所が明確なので、そこにもどす、かけるということが習慣になりやすいと思います。
また、かけてある状態から手に取るだけなので、収納ボックスや引き出しから取り出すよりも断然手に取りやすいです。
さらに、地面に触れていないため、床を掃除したり洗面台やキッチンを拭いたりするときに、ものを一回どかすという動作をする必要がありません。
以上のメリットから、まずかけられないか、浮かすことはできないか考えてみて、それが無理だったらしまうとか置くという収納方法に変えてみるというのがおすすめです。
どうやって掛ける場所をつくるか
では、どうやってかける場所をつくるのか。初めからかける場所がないというケースも多いでしょうから、私が実践しているかける場所のアイデアをご紹介します。
突っ張り棒
賃貸で有効なのが突っ張り棒です。
つっぱり棒のメリットは接触面を傷つけない上に、かける場所を作ることがでいるという点です。
つっぱり棒を設置したらあとはフックをかけるだけ。洋服などはハンガーでそのままかけられますね。
磁石でくっつくフック
洗濯機や冷蔵庫は磁石がくっつくので、そこに磁石でくっつくフックをつければものをかけておくことが可能です。
机も磁石がくっつくタイプがあるので探してみるといいでしょう。
棚にひっかける
棚にフックを引っ掛けるというものありです。このような無印のパイン材ユニットシェルフなど、フックをかけられる棚やキャビネットがあると思います。
タオル掛バー
タオル掛バーはその名の通りタオルを掛ける場所として設置されていますが、ここに洗面用具をかけられるしておくのがおすすめです。
このようなフックでかけられるタオルを使うことで、残りの部分を他の用途に使えます。
物干し竿、洋服掛け
部屋干しの方は、物干し竿があるとそこに洋服をかけられますね。クローゼットの収納が不十分な方は洋服掛けがあると便利でしょう。
水回りでかけられないもの
水回りでかけられないものは、ステンレスの網でぬめり防止にするのがおすすめ。
これは水切りカゴと同じ原理で、置いたとして、水がたまらないのが特徴。食器洗剤を置いたり、シャンプやボディソープを置くのに有効的です。