鳴潮がPC版GooglePlayGamesでインストールできない?ググプレで10%還元が受けられず?

人気オープンワールドRPG『鳴潮』で、またしてもユーザーを不安にさせる事態が発生しているのをご存知でしょうか。

9月末、Epic Games版での突然の課金停止という出来事があったばかりですが、今度はPC版のGoogle Play Gamesで、新規にゲームをインストールできないという問題が報告されています。

10月13日まで開催されている10%還元キャンペーンを目当てに、Google Play Games版を始めようと考えていた方にとっては、まさに寝耳に水といった状況でしょう。なぜ、このような事態が起きているのでしょうか。そして、このままインストールできなくなってしまうのでしょうか。

この記事では、現在起きている問題の詳細から、考えられる原因、そして多くのプレイヤーが気になっている今後の見通しについて、深く掘り下げて解説していきます。

PC版Google Play Gamesで
鳴潮がインストールできない?

2025年10月10日頃から、PC向けのプラットフォームである「Google Play Games」において、『鳴潮』が新規にインストールできないという問題が、多くのユーザーから報告されるようになりました。

具体的には、Google Play Gamesのストアページで『鳴潮』を検索しても表示されない症状が確認されています。

この現象は、特定のユーザーだけの問題ではなく、広範囲で発生している模様です。X(旧Twitter)などのSNS上では、「ググプレで鳴潮を入れようとしたら、インストールできなくなってる…」「昨日まであったのに、なぜ?」といった困惑の声が多数投稿されており、事態の深刻さを物語っています。

特に、Epic Games版での課金が実質的に不可能になったことを受け、Google Play Gamesで定期的に開催されるポイント還元キャンペーンを利用しようと考えていたプレイヤーにとっては、大きな痛手となりました。

運営側からはこの件に関する公式なアナウンスが一切なく、ユーザーは情報がないまま、ただただインストールボタンが有効になるのを待つか、他のプラットフォームでのプレイを余儀なくされているのが現状です。

Epic Gamesでの課金停止問題については下の記事でまとめています。

>>【炎上】鳴潮がEpic Gmaesで課金できない?無告知の規約変更で避難殺到!?

すでにインストール済みの場合は?

新規インストールができないという衝撃的な状況の一方で、すでにPCにGoogle Play Games版の『鳴潮』をインストールしている場合はどうなるのでしょうか。

結論から言うと、すでにインストール済みのユーザーは、これまで通りゲームを起動してプレイすることが可能の模様(10月10日現在)。さらに、ゲーム内での課金も問題なく行えることが確認されています。そして、多くのプレイヤーが注目していた、2025年10月13日まで開催中の「Google Play Points 10%還元キャンペーン」も、既存のユーザーであれば通常通り適用される模様です。

つまり、今回の問題はあくまで「新規のインストール」に限定されたものであり、既存のプレイヤーが直ちに不利益を被るわけではない、ということになります。

しかしながら、この状況がいつまで続くかは誰にも分かりません。今後、Epic Games版のように、既存ユーザーに対しても課金停止といった措置が取られる可能性もゼロではないでしょう。運営からの正式な発表がない限り、安心はできません。すでにインストール済みの方も、今後の動向については、公式サイトや公式SNSからの情報をこまめにチェックすることをおすすめします。

なぜインストールできなくなったの?
考えられる原因は?

運営からの説明がないため、憶測の域を出ませんが、なぜ突然Google Play Gamesで『鳴潮』がインストールできなくなったのでしょうか。考えられるいくつかの原因を、過去の事例と照らし合わせながら考察してみましょう。

原因1:Epic Gamesの二の舞?
運営の「事実上の撤退」説

最も多くのユーザーが懸念しているのが、この「事実上の撤退」説です。これは、9月末に起きたEpic Games版での課金停止問題と酷似している点が多くあるためです。

一般的に、Google PlayやEpic Games Storeのようなプラットフォームを通じてゲーム内課金が行われると、その売上の一部(多くは30%程度)がプラットフォームへの手数料として徴収されます。今回のGoogle Play Gamesの10%還元キャンペーンのような施策は、プラットフォーム側がユーザー獲得のために行うものであり、その原資はプラットフォームが負担する場合もあれば、一部を開発会社が負担する契約になっている場合もあります。

『鳴潮』の運営会社であるKURO GAMESが、このプラットフォーム手数料やキャンペーンに伴うコストを「利益を圧迫する要因」と判断した可能性が考えられます。手数料のかからない自社の公式PCランチャーへユーザーを誘導した方が、企業としての利益は最大化されます。

Epic Games版では、20%還元という非常に魅力的なキャンペーンがありましたが、それも告知なく課金停止という形で利用できなくなりました。今回のGoogle Play Gamesでの10%還元も、運営にとっては看過できないコストだったのかもしれません。事前のアナウンスなく配信を停止するという手法が、Epic Gamesの件とあまりにも似ているため、運営が意図的にプラットフォームから距離を置こうとしているのではないか、という見方が強まっています。

原因2:技術的な問題や
一時的な不具合の可能性は?

もちろん、運営の意図的なものではなく、純粋な技術トラブルという可能性も捨てきれません。例えば、Google Play Gamesのサーバー側で何らかの障害が発生している、あるいは『鳴潮』の次期アップデートに向けた準備の過程で、一時的に配信を停止している、といったケースです。

大規模なオンラインゲームでは、プラットフォームとの連携部分で予期せぬ不具合が発生することは珍しくありません。もしこのケースであれば、問題が解決され次第、何事もなかったかのようにインストールが再開されるでしょう。

ただ、そうだとしても、ユーザーが不安に思っている中で何もアナウンスがないのは、コミュニケーションとして問題があると言わざるを得ません。一時的な不具合であるならば、その旨を速やかに告知するのが、ユーザーに対する誠実な対応ではないでしょうか。

原因3:Google Play Games側の
規約変更や審査の問題?

もう一つの可能性として、プラットフォームであるGoogle Play Games側の問題も考えられます。Googleが定めているアプリの公開基準や規約が変更され、『鳴潮』がその新たな基準を満たしていないと判断された場合、一時的に公開が停止されることがあります。

あるいは、ゲーム内の特定の表現や課金システムなどが、審査の過程で問題視されたという可能性も考えられなくはありません。しかし、『鳴潮』はすでに長期間配信されているタイトルであり、全世界で展開していることを考えると、今になって急に規約違反で配信停止となる可能性は低いように思われます。

これらの可能性を総合すると、やはりEpic Gamesの事例から類推される「運営側の意図的な判断」という線が、現時点では最も有力な説として考えられているのです。

運営からのアナウンスがないのはなぜ?
ユーザーの不安と不信感

Epic Gamesの件、そして今回のGoogle Play Gamesの件。二つの出来事に共通しているのは、運営からの「事前の告知」や「事後の説明」が一切ないという点です。

プレイヤーは、ゲームというサービスにお金と時間を費やしています。そのサービスの根幹に関わる「インストール」や「課金」といった機能が、何の説明もなく突然利用できなくなるというのは、消費者として到底受け入れられるものではありません。

ユーザーは今、「一体何が起きているのか」「自分たちのプレイ環境はどうなるのか」という大きな不安の中にいます。情報を求めて公式サイトやSNSを確認しても、そこには普段通りのイベント告知が流れているだけ。この沈黙が、ユーザーの不安をさらに増幅させ、運営に対する不信感を決定的なものにしています。

企業にとって、ユーザーからの「信用」は何物にも代えがたい財産です。たとえ短期的な利益を確保できたとしても、こうした不誠実な対応を繰り返せば、長期的に見てユーザー離れを引き起こし、サービスの寿命を縮めることになりかねません。ゲームのクオリティが高いだけに、こうした運営面の課題が非常に残念に思われます。

今後どうなる?
インストールは再開されるの?

多くのユーザーが最も知りたいのは、「今後どうなるのか」という点でしょう。これもまた推測になりますが、考えられるシナリオをいくつか挙げてみます。

  • シナリオ1:
    一時的な不具合で、近日中に再開されるこれが最も楽観的で、ユーザーにとって望ましいシナリオです。技術的な問題が解決されれば、数日中にもインストールが再開され、何事もなかったかのように元に戻る可能性です。しかし、時間が経てば経つほど、この可能性は低くなっていくでしょう。
  • シナリオ2:
    インストールは再開されるが、課金はできなくなるEpic Games版と同じパターンを辿る可能性です。何らかの形でインストールはできるようになるものの、ゲーム内課金は自社のPCランチャー版やスマートフォン版に限定するという形です。プラットフォームへの手数料支払いを避けるという目的であれば、この形が運営にとっては合理的と言えるかもしれません。
  • シナリオ3:
    このまま事実上の配信停止となる最悪のシナリオとして、Google Play Gamesからは完全に撤退し、新規インストールが二度とできなくなる可能性も考えられます。この場合、既存ユーザーのサポートがどうなるのかという、新たな問題も浮上してきます。

どのシナリオを辿るにせよ、私たちユーザーにできることは、公式からの発表を辛抱強く待つことだけです。公式サイトや公式X(旧Twitter)は、ブックマークするなどして、定期的に確認するようにしましょう。

10%還元を受けたい!
今からできることはある?

10月13日という期限が迫る中、「どうしても10%還元を受けたい」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、残念ながら、今から新規でGoogle Play Games版の『鳴潮』をインストールして、10%還元の恩恵を受ける方法は、現時点では存在しないと言わざるを得ません。

PCでプレイする場合の選択肢は、公式が配布している「PCランチャー版」とSteam版のみとなります。もちろん、こちらではGoogle Playの還元キャンペーンは適用されません。

今回の件は、特定のプラットフォームに依存することのリスクを浮き彫りにしました。幸い、『鳴潮』はPC、iOS、Androidと複数のプラットフォームでゲームデータを共有してプレイできます。今後のためにも、メインでプレイしているプラットフォーム以外でもログインできるように準備しておくことは、一つのリスクヘッジになるかもしれません。

【追記】ググプレで鳴潮が復活!

10月11日現在、PC版のGoogle Play Gamesで鳴潮のインストールができるようになっています。一時的な不具合だったようですね。

課金周りやクーポンについても問題ない模様。

まとめ

 

最後に、今回の「Google Play Games版 鳴潮インストール不可問題」について、現在の状況と要点をまとめます。

  • 現状
    2025年10月10日現在、PC版のGoogle Play Gamesで『鳴潮』の新規インストールができない状態が続いています。
    10月11日にはインストール可能に。
  • 既存ユーザーへの影響
    すでにインストール済みの場合は、通常通りプレイ・課金が可能で、10月13日までの10%還元キャンペーンも適用されます。
  • 原因
    公式発表はなく不明ですが、9月末のEpic Games版での課金停止問題と状況が酷似していることから、プラットフォーム手数料などを避けるための、運営側による意図的な配信停止(事実上の撤退)ではないかと疑われています。
  • 運営の対応
    Epic Gamesの時と同様、今回も運営からの事前告知や事後の説明は一切なく、ユーザーの不安と不信感が高まっています。
  • 今後の見通し
    一時的な不具合で再開されるのか、このまま配信停止となるのかは不透明です。ユーザーは公式サイトやSNSでの公式発表を待つしかありません。
  • 代替案
    これからPCで始める場合は公式のPCランチャー版かSteam版を利用することになりますが、Google Playの10%還元は受けられません。

今回の出来事は、『鳴潮』というゲームコンテンツそのものの評価とは別に、運営会社のユーザーに対する姿勢が問われる、非常に残念な一件と言えるでしょう。魅力的な世界観と爽快なアクションで多くのファンを獲得してきただけに、このような形でプレイヤーの信頼を損なうような事態が続くことは、誰にとっても不幸なことです。今後、運営会社がユーザーの声に耳を傾け、より誠実で透明性のあるコミュニケーションを取ってくれることを切に願います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA