鳴潮のサブ垢は規約違反ではない?作り方とメリット・デメリットは?

「鳴潮のサブ垢って作っても大丈夫なのかな?」「規約違反にならないか心配…」と感じている漂泊者の方も多いのではないでしょうか。また、サブ垢を作るメリットやデメリットを知ってから、作成するかどうかを決めたいと考えている人もいるでしょう。

結論からお伝えすると、2025年6月現在、鳴潮でサブアカウント(サブ垢)を作成することは規約違反にはあたりません。

この記事では、鳴潮を実際にプレイしているウェブライターが、サブ垢が規約違反ではない理由から、具体的な作り方、そして気になるメリット・デメリットまでを徹底的に解説します。さらに、プレイスタイル別にサブ垢作成がどんな人におすすめなのか、後悔しないための判断材料を詳しくご紹介します。この記事を読めば、あなたがサブ垢を作るべきかどうか、その答えがきっと見つかるはずです。

鳴潮のサブ垢は規約違反にあたるのか?

まず、多くのプレイヤーが最も気にしている「サブ垢は規約違反か?」という点について、詳しく解説していきます。安心してゲームを楽しむためにも、最初にこの点をしっかり押さえておきましょう。

結論:2025年6月時点では規約違反ではない

冒頭でも述べた通り、現在の鳴潮の利用規約には、サブアカウントの作成を明確に禁止する記述は存在しません。実際にX(旧Twitter)などで検索してみると、複数のアカウントを使い分けてプレイを楽しんでいるユーザーを多く見つけることができます。

運営側がサブ垢の存在を黙認している、あるいは許容している背景には、いくつかの理由が考えられます。

なぜ規約で禁止されていないのか?

運営がサブ垢を明確に禁止していないのには、プレイヤー側の事情を考慮している側面があると考えられます。

実際に、ゲームのログイン画面にはっきりと「アカウントの切り替え」という選択肢が用意されています。これは、PCやPS5といった一つのデバイスを家族などで共有してプレイする状況を運営が想定しているとも考えられます。

それに加え、スマートフォンの機種変更時にデータ移行がうまくいかなかったり、復帰プレイヤーがIDやパスワードを忘れてしまったりと、意図せずして複数のアカウントを作成してしまう状況は誰にでも起こり得ます。こうしたユーザーを一律に規制対象としてしまうと多くのプレイヤーが不利益を被るため、運営側もサブ垢の作成自体を厳しく禁止していないのだと推察されます。

注意!規約違反となりアカウント停止(BAN)になるケース

サブ垢の作成自体は問題ありませんが、その利用目的が規約に抵触する場合は、厳しい処罰の対象となるため注意が必要です。サブ垢であろうと本垢(メインアカウント)であろうと、以下の様な行為は絶対にやめましょう。

  • 不正ツールやチート行為の使用
  • RMT(リアルマネートレード)を
    目的とした利用
  • 不具合の悪用や拡散
  • 他者への迷惑行為やハラスメント
  • アカウントの譲渡、売買、共有

これらの不正行為にサブ垢を利用した場合、そのサブ垢だけでなく、関連するメインアカウントもまとめてアカウント停止(BAN)される可能性が非常に高いです。あくまで健全なプレイの範囲内で、自己責任のもとで楽しむことが大前提となります。

鳴潮でサブ垢を作る方法

サブ垢が規約違反ではないと分かったところで、次に具体的な作成方法を見ていきましょう。作り方自体は非常に簡単ですが、いくつか注意点があります。

サブ垢作成の基本的な流れ

サブ垢を作成する基本的な手順は以下の通りです。

  1. 現在プレイしているアカウントから
    ログアウトする
    ゲーム内のメニュー画面から「その他」→「ユーザーセンター」へ進み、「アカウント切り替え」を選択してログアウトします。
  2. タイトル画面に戻り、
    新しいアカウントを作成する
    ログアウトするとゲームのタイトル画面に戻ります。画面をタップするとログイン画面が表示されるので、そこで新しいアカウントを作成します。
  3. 本垢とは異なる連携方法を選択する
    鳴潮では、Kuro Gamesアカウントのほか、Google、Apple ID、X(旧Twitter)、Facebookなど、様々なサービスとアカウントを連携できます。サブ垢を作成する際は、本垢で使用している連携方法とは別のサービスを選択する必要があります。例えば、本垢をGoogleアカウントで連携しているなら、サブ垢はXアカウントで連携する、といった形です。

この手順で、新しいゲームデータでプレイを開始できます。

アカウントを切り替える手間について

サブ垢を運用する上で避けて通れないのが、アカウントの切り替えです。同じデバイス(例えば1台のスマートフォン)で本垢とサブ垢を使い分ける場合、プレイしたいアカウントが変わるたびに「ログアウト→ログイン」の作業が発生します。この手間を面倒に感じるかどうかは、サブ垢を続ける上で一つのポイントになるでしょう。

対策としては、PC版とスマートフォン版でアカウントを使い分けるなど、デバイスごとに別々のアカウントでログインしておく方法もあります。

サブ垢を作る5つの大きなメリット

メリット
  • 難解なストーリーをじっくりと追体験できる
  • 無課金・微課金でも多くのキャラクターを入手できるチャンス
  • 育成や探索が落ち着いた後の「やること」になる
  • 上級者・廃課金者向けの新たな挑戦の場になる
  • 純粋にガチャを引く楽しみが増える

手間をかけてでもサブ垢を作る価値はあるのでしょうか。ここでは、サブ垢を運用することで得られる具体的なメリットを5つご紹介します。

メリット1:難解なストーリーをじっくりと
追体験できる

鳴潮のストーリーは、専門用語が多く、序盤は世界観の全容が掴みづらいという意見が少なくありません。最初のプレイでは、キャラクターのレベリングや音骸(エコー)集め、広大なフィールドの探索などに意識が向きがちで、ストーリーに集中しきれなかったという方もいるのではないでしょうか。

サブ垢を作成すれば、ゲームシステムや世界観にある程度の知識を持った状態で、もう一度物語を最初から楽しむことができます。一度クリアしているからこそ、キャラクターのセリフに隠された伏線に気づいたり、物語の奥深さを再発見したりできるでしょう。

もちろん、ストーリーを見返すだけなら、YouTubeにアップされているプレイ動画や配信者のアーカイブを視聴する方法もあります。しかし、「自分の手でキャラクターを操作しながら、もう一度あの感動を味わいたい」という方にとって、サブ垢でのストーリー追体験は非常に大きなメリットとなります。

メリット2:無課金・微課金でも多くの
キャラクターを入手できるチャンス

無課金や微課金でプレイしていると、ガチャを引くために必要な「星声」を集めるのは大変です。鳴潮のガチャは、主に「金髄の波模様」というアイテムを1つ消費して1回引くことができ、この金髄の波模様は星声160個と交換可能です。つまり日々のプレイでコツコツ星声を集めなければ、全てのピックアップキャラクターを入手するのは現実的ではありません。泣く泣くスルーしたキャラクターがいる方も多いはずです。

サブ垢は、そんな悩みを解決する一つの手段になります。メインストーリーのクリアや探索、イベントなどで得られる星声は膨大です。つまり、もう1人分の星声集めが可能になるということです。

例えば、「本垢では今汐を引いたから、サブ垢では長離を狙おう」といったように、バージョンごとにガチャを引くアカウントを分ける戦略が取れます。これにより、より多くのキャラクターに触れる機会が生まれ、本垢では組めなかったような新しいパーティー編成を試す楽しみも増えるでしょう。

メリット3:育成や探索が落ち着いた後の
「やること」になる

メインストーリーをクリアし、キャラクターの育成も一段落すると、日課やイベント以外の「やること」が少なくなってくる時期があります。いわゆるエンドコンテンツ待ちの期間に、手持ち無沙汰になってしまうこともあるでしょう。

そんな時、サブ垢は格好の暇つぶしになります。ゼロから始める育成や探索は新鮮で、本垢とはまた違った楽しさがあります。あえて「星4キャラクターだけで攻略する」といった縛りプレイに挑戦してみるのも一興です。本垢で蓄積した知識やプレイスキルを活かして、効率的にゲームを進める爽快感も味わえます。

メリット4:上級者・廃課金者向けの
新たな挑戦の場になる

これは少し意外な視点かもしれませんが、実は廃課金ユーザーにとってもサブ垢は魅力的な選択肢となり得ます。本垢でキャラクターの共鳴チェーン(凸)が進み、強力なモチーフ武器も揃ってくると、コンテンツが簡単になりすぎてしまい、戦闘の緊張感が薄れてしまうことがあります。

そこで、あえて無課金・微課金のサブ垢を作成するのです。キャラクターが無凸で武器も限定的という状況は、必然的にプレイヤー自身のスキルや立ち回りが重要になります。敵の攻撃を正確に回避・パリィし、キャラクターの連携を突き詰めなければ勝てない…そんな歯ごたえのある戦闘をもう一度楽しみたい上級者にとって、サブ垢は最高の遊び場となるでしょう。

メリット5:純粋にガチャを引く楽しみが増える

ゲームの大きな楽しみの一つであるガチャ。サブ垢があれば、単純にガチャを引く機会が2倍になります。本垢では星声を温存している時期でも、サブ垢でなら気軽にガチャを回せるかもしれません。思いがけず神引きができて、新しいキャラクターとの出会いに一喜一憂するのも、サブ垢ならではの醍醐味と言えます。

知っておくべきサブ垢の4つのデメリット

メリットが多い一方で、サブ垢には見過ごせないデメリットも存在します。作成してから後悔しないように、事前にしっかりと確認しておきましょう。

デメリット
  • 育成リソースが分散し、両方とも中途半端になる危険性
  • アカウントの切り替えが面倒
  • 序盤の探索ストレスとキャラクターの弱さ
  • 本垢ほど時間やお金をかけられない

デメリット1:育成リソースが分散し、
両方とも中途半端になる危険性

最も大きなデメリットは、プレイ時間や労力が分散してしまうことです。2つのアカウントを完璧に育成しようとすると、単純に2倍の時間がかかります。特に、期間限定イベントなどを両方のアカウントで完走させようとすると、かなりの負担になるでしょう。

明確な目的意識を持たずにサブ垢に手を出してしまうと、本垢の育成もサブ垢の育成もどっちつかずになり、結果的に両方のアカウントが中途半端な状態で放置されてしまう、ということになりかねません。

デメリット2:アカウントの切り替えが面倒

先ほども触れましたが、同じデバイスでプレイする場合、アカウントの切り替えには毎回のログアウトとログインが必要です。最初は気にならなくても、毎日繰り返しているうちに、この一手間が徐々に面倒に感じられ、モチベーションの低下につながる可能性があります。

このログインの手間が、次第にサブ垢を起動する億劫さにつながり、最終的にフェードアウトしてしまうケースは少なくないでしょう。

デメリット3:序盤の探索ストレスと
キャラクターの弱さ

本垢のプレイに慣れていると忘れがちですが、鳴潮の序盤は、探索を快適にしてくれるキャラクターやソアーが揃っていません。

例えば、今州での移動が楽になるフィービーやリナシータでのみ利用できる(ソアー)がない状態の探索は、想像以上にストレスを感じるかもしれません。

また、キャラクターも装備も弱い状態からスタートするため、かつては楽に倒せたはずの敵に苦戦することもあるでしょう。本垢の強力なキャラクターたちに慣れた身からすると、その落差に戸惑い、楽しむ前に心が折れてしまう可能性も考えられます。

デメリット4:本垢ほど時間や
お金をかけられない

多くの人にとって、サブ垢はあくまで「サブ」です。本垢ほど情熱や時間、そしてお金を注ぐことは難しいでしょう。

その結果、キャラクターの所持率や育成状況には、どうしても本垢との間に差が生まれます。限定武器の入手や、キャラクターの凸(共鳴チェーン)を進めるのも、本垢に比べてハードルが高くなります。「サブ垢だから仕方ない」と割り切れるかどうかが、楽しく続けるための鍵となります。

サブ垢作成はどんな人におすすめ?

メリットとデメリットを踏まえた上で、サブ垢の作成はどのような人に向いているのでしょうか。

おすすめな人の特徴

  • ストーリーをもう一度自分の手で楽しみたい人
  • 時間に余裕があり、鳴潮をとことんやり込みたい人
  • 無課金・微課金で、本垢で入手できなかったキャラクターをどうしても使ってみたい人
  • ゲームに慣れ、高難易度プレイに挑戦したい上級者・廃課金者
  • 明確な目的(素材集め、縛りプレイなど)がある人

これらの項目に当てはまる方は、サブ垢を作ることで、鳴潮をより深く、多角的に楽しめる可能性が高いでしょう。

あまりおすすめできない人の特徴

  • 本垢の育成や日課だけで手一杯な人
  • 効率を最優先で考える人
  • ログインの切り替えなど、細かい作業が面倒に感じる人
  • ゲームにあまり時間をかけられない人

もしこちらに当てはまる場合、無理にサブ垢を作ると、かえってストレスが増えてしまい、本垢のプレイにも影響が出てしまうかもしれません。

最終的には、「一度試しに作ってみて、自分に合うかどうか判断する」というのも一つの有効な手です。育成や探索が思った以上に大変だと感じたり、面倒になったりすれば、その時点でやめればいいのです。気軽に試せるのもサブ垢の利点と言えます。

まとめ

この記事では、鳴潮のサブアカウントについて、規約違反の有無から作り方、メリット・デメリットまでを詳しく解説しました。最後に、記事の要点をまとめます。

  • 規約について
    2025年6月現在、サブ垢の作成は利用規約違反ではない。ログイン画面の「アカウント切り替え」からも、複数アカウントの利用が想定されていると考えられる。ただし、不正行為に利用すれば本垢ごとBANされる危険性がある。
  • 作り方
    現在のアカウントからログアウトし、本垢とは別のサービス(Google、Xなど)と連携して新規作成する。
  • 主なメリット
    ストーリー追体験、ガチャ機会(星声)の増加、コンテンツ確保のほか、上級者が高難易度プレイを楽しむ手段にもなる。
  • 主なデメリット
    育成リソースの分散、アカウント切り替えの手間、序盤の探索ストレスなど、時間と労力に関する問題が多い。

サブアカウントを作成するかどうかの最終的な判断は、あなた自身のプレイスタイルやゲームにかけられる時間によります。サブ垢は、鳴潮の世界をさらに深く楽しむための素晴らしい選択肢になり得ますが、一方で本垢のプレイをおろそかにしてしまう諸刃の剣でもあります。

この記事で紹介したメリットとデメリットをよく比較検討し、ご自身のプレイスタイルに合っているかどうかを見極めた上で、後悔のない選択をしてください。

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